2026年4月12日、岡山県の岡山国際サーキットにおいて2026 AUTOBACS SUPER GT Round 1「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催され、GT300クラスでは#88 VENTENY Lamborghini GT3が6位、#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVOが12位、#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3が15位で完走し、いずれもポイントを獲得した。

2026シーズンの開幕戦には、FIA GT3などが集うGT300クラスには29台がエントリーし、フォルクスワーゲングループ傘下のブランドとしては、PORSCHE 911 GT3R EVOが1台、LAMBORGHINI HURACAN GT3 EVO2が2台参戦している。マシンとドライバーの顔ぶれは次のとおり。
- #87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3……元嶋佑弥/松浦孝亮
- #88 VENTENY Lamborghini GT3……小暮卓史/ダニール・クビアト
- #666 seven × seven PORSCHE GT3R EVO……スヴェン・ミューラー/藤波清斗

#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3

#88 VENTENY Lamborghini GT3

#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVO
公式予選
4月11日の午後、初夏を思わせる日差しが差す岡山国際サーキットではノックアウト方式の予選が行われた。最初に行われたQ1 A組では、#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3の元嶋選手が1分26秒388の7番手でQ2進出を決める一方、#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVOの藤波選手は1分26秒533の10番手で惜しくもQ2進出を逃し、19番手からのスタートとなった。
一方、Q1 B組では、#88 VENTENY Lamborghini GT3の小暮選手が1分26秒183の7番手でQ1を突破した。
Q2では、#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3の松浦選手が1分25秒640で12番手、#88 VENTENY Lamborghini GT3のクビアト選手が1分25秒790で14番手となった。
ポールポジションはGT300クラスでは#777 D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)が、GT500クラスでは#38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)がそれぞれ獲得している。

#777 D'station Vantage GT3

#38 KeePer CERUMO GR Supra
決勝
4月12日13時20分、前日に続き好天に恵まれた岡山国際サーキットでは決勝レースが行われた。

GT300クラスはポールポジションからスタートした#777 D'station Vantage GT3の藤井選手がホールショットを決め、レースをリードする。これに#2 HYPER WATER INGING GR86 GTの卜部和久選手、#31 apr LC500h GTの小山美姫選手が続き、上位は予選順位どおりの展開となった。一方で4番手争いは混戦となり、#52 Green Brave GR Supra GTの野中誠太選手が序盤のバトルを制してポジションを上げた。
序盤から#777 D'station Vantage GT3の藤井選手は安定したペースで後続との差を拡大。2番手争いは#2 HYPER WATER INGING GR86 GTの卜部選手と#31 apr LC500h GTの小山選手が激しく競り合う展開となり、そこへ#52の野中選手も接近する。しかし#52の野中選手はジャンプスタートによるドライブスルーペナルティを受け、上位争いから後退した。
レースが進むにつれ、トップの#777 D'station Vantage GT3の藤井選手はさらにリードを広げ、20周時点で2番手に4秒以上の差を築く。

ピットウインドウが開くと各車が戦略を分ける。#31 apr LC500h GTや#777 D'station Vantage GT3がピットインする一方、#65 LEON PYRAMID AMGや#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3はタイヤ交換本数を減らす戦略でポジションアップを狙い、6~8番手争いを形成した。
終盤に入っても#777 D'station Vantage GT3の優位は揺るがず、チャーリー・ファグ選手に交代後も安定したラップで後続との差を拡大。2番手争いは引き続き#2 HYPER WATER INGING GR86 GTと#31 apr LC500h GTが僅差で競り合い、さらに#4 グッドスマイル 初音ミク AMGが接近する三つ巴の様相となった。

大きなアクシデントやセーフティカー導入もないクリーンなレースとなる中、#777 D'station Vantage GT3は最後までレースをコントロールしトップチェッカーを受けた。ポール・トゥ・ウインで開幕戦を制した。
優勝した#777 D'station Vantage GT3はチームにとって岡山初勝利。藤井選手は通算10勝目、ファグ選手は4勝目となる。2位には# HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/卜部和久)が入り、卜部選手はレギュラーデビュー戦で初表彰台を獲得。3位は#31 apr LC500h GT(小高一斗/小山美姫)が守り切り、2024年第5戦鈴鹿以来の表彰台となった。
Porsche/Lamborghini勢は、#88 VENTENY Lamborghini GT3が6位、#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVOが12位、#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3が15位で完走し、いずれもポイントを獲得した。

#88 VENTENY Lamborghini GT3

#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVO

#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3
GT300クラス 決勝結果
| 順位 | No. | マシン | ドライバー |
|---|---|---|---|
| 1 | 777 | D'station Vantage GT3 | 藤井誠暢/チャーリー・ファグ |
| 2 | 2 | HYPER WATER INGING GR86 GT | 堤優威/卜部和久 |
| 3 | 31 | apr LC500h GT | 小高一斗/小山美姫 |
| 6 | 88 | VENTENY Lamborghini GT3 | 小暮卓史/ダニール・クビアト |
| 12 | 666 | seven × seven PORSCHE GT3R EVO | スヴェン・ミューラー/藤波清斗 |
| 15 | 87 | OPEN HOUSE Lamborghini GT3 | 元嶋佑弥/松浦孝亮 |
GT500クラスは、ポールポジションからスタートした#38 KeePer CERUMO GR Supraの大湯選手が序盤からレースをリードし、#36 au TOM'S GR Supraの山下健太選手を従えてレース前半を優位に進めた。GT300車両の影響で一時は差を広げきれない場面もあったが、安定したペースでトップを維持し、レースの主導権を握る展開となった。

#38 KeePer CERUMO GR Supra
しかしピットイン後、状況は大きく動く。#38 KeePer CERUMO GR Supraの小林選手はコース復帰直後に#37 Deloitte TOM'S GR Supraに行く手を阻まれ、思うようにペースを上げられない間に、#36 au TOM'S GR Supraの坪井 翔選手が一気に接近。バックストレートでオーバーテイクを決めて逆転に成功すると、そのまま主導権を奪い返した。

#36 au TOM'S GR Supra
その後は#36 au TOM'S GR Supraの坪井選手が王者らしい安定した走りを披露し、周回を重ねるごとにリードを拡大。最終的には約19秒の大差を築いてトップでフィニッシュし、岡山戦3連勝を達成した。2位には#38 KeePer CERUMO GR Supraが入り、ルーキー小林選手はデビュー戦での表彰台獲得となったが、勝利を逃した悔しさをにじませた。3位には#12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が入り、上位陣の激しい攻防が印象的な開幕戦となった。

GT500クラス 決勝結果
| 順位 | No. | マシン | ドライバー |
|---|---|---|---|
| 1 | 36 | au TOM'S GR Supra | 坪井 翔/山下健太 |
| 2 | 38 | KeePer CERUMO GR Supra | 大湯都史樹/小林利徠斗 |
| 3 | 12 | TRS IMPUL with SDG Z | 平峰一貴/ベルトラン・バゲット |
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by MIchinao Ishibashi)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。


