ポルシェジャパンとポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は2024年6月19日、ポルシェカレラカップジャパン2024シリーズ第4-5戦を、岡⼭国際サーキット(岡⼭県)で 2024年6⽉29⽇(⼟)、30⽇(⽇)に開催すると発表した。

画像: #91 平安山良馬選手

#91 平安山良馬選手

4月5〜7日に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPのサポートレースで、今シーズンの幕を開けたPCCJ。今回の第4-5戦は3大会目とシーズン中盤戦になるが、第2-3戦は5月2〜4日に開催されているため、約2カ月振りの大会となる。

今回の舞台は、全⻑3.703㎞で2つのストレートと13のコーナーにより構成されている岡⼭国際サーキット。コース幅が⽐較的狭く、タイトコーナーが多いため、オーバーテイクのチャンスは限られる。それだけに予選結果が重要となるため、土曜日の予選タイムアタックから激しい戦いが予想される。

また近年の岡山大会は、SUPER GTとの併催であったが、今回はOKAYAMAチャレンジカップでの開催となるため、路面のラバーグリップがかなり違ってくるはずだ。そして開催日程も、4月上旬から6月下旬へと変更となり、気温や路面温度がどのように走りに影響してくるのかも注目される。

画像: #7 山田遼選手

#7 山田遼選手

「プロクラス(Pro)」(ホワイトゼッケン)は、PCCJで優勝経験のある#7 山田遼選手、昨年SUPER GTのGT300クラスにフル参戦した経験を持つ#60 伊東黎明選手、昨年のポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)GT3-Iクラスでチャンピオンを獲得した#90 呉良亮選手、ポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 平安山良馬選手と、4人のドライバーがシリーズエントリー。

画像: #60 伊東黎明選手

#60 伊東黎明選手

第3戦までの結果を見ると、#60 伊東選手が3戦連続でポール・トゥ・ウインを飾っているが、2番手以下とのタイム差は着実に縮まってきている。ライバル達もPCCJの経験値がアップしてきたことで、#60 伊東包囲網ができつつある。それだけに、岡山では#7 山田選手、#90 呉選手、#91 平安山選手が#60 伊東選手に対し、どのような戦いを仕掛けてくるのかが注目される。

画像: #9 武井真司選手

#9 武井真司選手

「プロアマクラス(ProAm)」(イエローゼッケン)は、2015、2017年ジェントルマンクラスと2017年のシリーズ王者である#9 武井真司選手、2023年の同クラス王者である#10 MOTOKI選手、ベテランの#77 浜崎大選手、2022年の同クラス王者である#98 IKARI選手がエントリー。

画像: #10 MOTOKI選手

#10 MOTOKI選手

第3戦までの結果を振り返ると、#9 武井選手が2勝、#10 MOTOKI選手が1勝となっているが、#77 浜崎選手と#98 IKARI選手の巻き返しが岡山で実現するのか。

画像: #77 浜崎大選手

#77 浜崎大選手

また、「アマクラス(Am)」(オレンジゼッケン)は昨年の同クラス王者で台湾から参戦する#88 Tiger Wu選手が開幕戦から3連勝を飾っているが、2位以下の表彰台メンバーは毎戦異なっているため、参戦ドライバーの実力は拮抗しているといえる。ベテランから新人まで幅広いドライバーが多く参戦するアマクラスを、岡山で制するのは誰になるのか見逃せない。

画像: #88 Tiger Wu選手

#88 Tiger Wu選手

PCCJ 第4-5戦岡山⼤会のスケジュールは、6⽉28⽇(金)の10時40分〜11時10分、13時25分〜13時55分に専有⾛⾏、6⽉29⽇(土)10時25分〜10時55分まで30分間の予選が1回行われる。

そして決勝レースは、第4戦が29⽇の15時スタート(17周もしくは30分間)、第5戦が30⽇(日)12時スタート(17周もしくは30分間)を予定している。なお、第4-5戦の決勝レースはポルシェジャパン公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@PorscheJapanOfficial)にてライブ配信を予定している。

(Text Toru Matsumura)

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