2024年5月24日〜26日、静岡県の富士スピードウェイでENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」が開催され、ST-Zクラスに参戦した#19 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RSが3位表彰台を獲得した。

画像1: 【S耐 Rd.2 FUJI24H】「BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS」が3位表彰台

GT4マシーンで争うST-Xクラスには12台がエントリーし、このうち1台がAudi R8 LMS GT4、2台がPorsche 718 Cayman GT4 RSである。24時間を戦うドライバーラインアップは次のとおり。

  • #19 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS……藤井優紀/末廣武士/猪爪杏奈/大島和也/鈴木建自/奥村浩一
  • #22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS……北園将太/久保凛太郎/山野直也/岩澤優吾/近藤 翼
  • #34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4……加納政樹/平安山良馬/大草りき/安田裕信/牧野任祐

今回の第2戦では、公式予選で記録したAドライバーとBドライバーの合算タイムでスターティンググリッドが決まる。24日12時からは公式予選がスタートするが、#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4はエンジントラブルにより予選開始前にリタイアが決定してしまう。

残る11台で争われた予選は、#26 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4(大塚隆一郎/富田竜一郎/篠原拓朗/荒 聖治/柳田真孝)がクラストップ。これに、#52 埼玉 GB GR Supra GT4(山﨑 学/吉田広樹/服部尚貴/野中誠太/荒川 麟)、#25 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4(植松忠雄/松田次生/佐藤公哉/名取鉄平)が続く。#19 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RSは7番手、#22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CSは8番手という結果となった。

翌25日の15時には24時間耐久レースがスタート。レース開始早々、クラス3番手からスタートした#25 Nissan Z NISMO GT4がアクシデントで早々に戦線を離脱。レース中盤にはトップグループを走っていた#26 Nissan Z NISMO GT4と#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4がマシントラブルで相次ぎ大きく順位を落とす。

画像2: 【S耐 Rd.2 FUJI24H】「BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS」が3位表彰台

一方、ウェットコンディションとなった夜間に、#19 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RSと#22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CSが上位に浮上し、#885 シェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVO(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎/新田守男)、#52 埼玉 GB GR Supra GT4、#20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z(田中優暉/平峰一貴/大木一樹/ベルトラン・バケット/石川京侍)とトップ争いを演じることになった。

しかし、コースがドライコンディションに変わると、#885と#52のSupra勢に速さが戻り、終盤にトップに踊り出た#885 シェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVOが逃げ切ってクラス優勝。これに#52 埼玉 GB GR Supra GT4が続き、#19 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RSは3位表彰台、#22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CSは5位でレースを終えている。

総合では、ST-Xの#1 中升 ROOKIE AMG GT3(鵜飼龍太/ジュリアーノ・アレジ/蒲生尚弥/片岡龍也)が773周を走り、優勝を果たしている。

画像: #1 中升 ROOKIE AMG GT3

#1 中升 ROOKIE AMG GT3

次の第3戦は、7月27日〜28日に大分県のオートポリスで開催される。

(Text & Photos by Satoshi Ubukata)

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