ポルシェジャパンとポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第11戦の予選を、鈴鹿サーキット(三重県)で 2023年9⽉23⽇(土)に開催と発表した。

画像: ♯60 小河諒選手

♯60 小河諒選手

*セッション開始時のコンディションは以下のとおり。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:28度 路面:32度(セッション開始時)

6大会、全11戦で競われている今シーズンのPCCJも、ついに今大会が最終戦となる。

最終戦の舞台は鈴鹿サーキットで、世界各地を転戦するモータースポーツの最高峰F1のサポートレース開催のため、多くの観客が見守る中でドライバーたちはいつも以上に気合いが入っている。

22日(金)に実施された公式練習では、今シーズンのシリーズチャンピオンを前戦で決めたプロクラスの#60 小河諒選手が2分05秒417で総合トップタイムをマーク。2番手には、今回#2 林雅弘選手のリザーブドライバーとしてプロクラスに参戦する#2 山田遼選手が着けた。プロアマクラスは前戦の結果でクラス王座を獲得した#10 MOTOKI選手、アマクラスは同じくクラス王者に輝いた#88 Tiger Wu選手がトップタイムを記録した。

23日(土)の予選は、10時20分スタートで各車がコースイン。前日の練習走行でF1走行後の路面状況が普段と大きく違っていたため、各ドライバーはタイヤのグリップを確認しながら周回していく。

そして3周目から本格的なタイムアタックを開始し、#60 小河選手が2分04秒117を記録してトップに。2番手は2分04秒211の#2 山田選手、3番手は2分04秒431のポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 佐藤巧望選手が続く。そして5周終了時点で各車はピットへと向い、2回目のアタックへ向けてセッティング調整とタイヤ交換を行う。予選残り10分を切ると各車とも再びコースインし、2回目のタイムアタックへ挑む。ここで#60 小河選手がタイムを更新し、2分04秒091で10戦連続となるポールポジション獲得を決めた。

画像: #91 佐藤巧望選手

#91 佐藤巧望選手

「F1の影響か路面状況が思ったよりも良くなくて、グリップがあまりしなかったこともあり、コースレコードを狙っていたのですが3秒台に入れることもできませんでした。それが残念でしたが、明日の決勝は山田選手、佐藤選手と良いバトルを展開して優勝できればと思います」と、#60 小河選手は決勝に向けて気合いを入れる。

2番手となった#2 山田選手は「2回目のタイムアタックのヘアピンでミスしたのが痛かったですね。決勝は優勝目指して頑張ります」と、決勝での巻き返しを誓う。

画像: #2 山田遼選手

#2 山田遼選手

プロアマクラスは、今シーズンのクラスチャンピオンである#10 MOTOKI選手が2分04秒770のクラスレコードでポールポジションを獲得。「2セット目のタイヤでタイムアップを図れなかったので今日は80点ですね。コースレコードは更新できましたが、自分としては後0.3秒縮めたかったので。明日は課題のスタートをきちんと決めて、総合3位以内を目指します」と、#10 MOTOKI選手は決勝でさらなる高みを目指す。

画像: #10 MOTOKI選手

#10 MOTOKI選手

一方、アマクラスのポールポジションを獲得した#88 Tiger Wu選手は、クリアラップを取れて、気持ちよくタイムアタックできました。決勝は前回のようなミスをしないように頑張ります」と語る。

画像: #88 Tiger Wu選手

#88 Tiger Wu選手

今シーズンの最終戦となる第11戦の決勝レースは24⽇(日)10時35分にスタート(10周もしくは30分間)を予定する。果たして、最終戦を制するドライバーは誰なのか注目の1選となりそうだ。

画像: #7 IKEDA選手

#7 IKEDA選手

画像: #98 IKARI選手

#98 IKARI選手

画像: #22 Sky Chen選手

#22 Sky Chen選手

画像: #9 武井真司選手

#9 武井真司選手

(Text Toru Matsumura)

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