ポルシェジャパンとポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、5月29日、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第5戦および第6戦 PCCJ 200th Anniversary Raceを、鈴鹿サーキット(三重県)で 2023年6⽉3⽇(土)、4⽇(日)に開催すると発表した。
第5-6戦の舞台となる鈴鹿サーキットのコースレコードは、プロクラスが2分02秒317、プロアマクラスが2分05秒322、アマクラスが2分05秒095となっているが、今大会で各クラスともタイムの更新が期待される。
第4戦終了時点でプロクラスは、昨年PCCJで3度目のチャンピオンを獲得した#60 小河諒選手が3勝、今年のポルシェジャパンジュニアドライバーである#91 佐藤巧望選手が1勝となっている。ベテランの#60 小河選手としては、安定した走りで#91 佐藤選手を引き離して優勝を飾りたいところだが、開幕戦のデビューレースで優勝を飾った#91 佐藤選手は各レースで果敢に#60 小河選手へ勝負を挑んでいる。国際サーキットとして名高い鈴鹿で二人がどのような戦いを展開するのか注目される。
プロアマクラスは、2022年プロアマクラスの王者#98 IKARI選手、2015、2017年ジェントルマンクラスと2017年のシリーズ王者である#9 武井真司選手、2022年アマクラスの王者#10 MOTOKI選手と3人の王者経験者が参戦。
岡山大会は#98 IKARIが2連勝、富士大会は#9 武井が2連勝を飾り、ポイントランキングはともに70点でトップに並ぶ。ランキング3位の#10 MOTOKI選手は2点差の68点で追いかけており、今回の鈴鹿の結果次第でランキングは大きく変動する。そしてアマクラスは、2019年以来のPCCJ参戦となった台湾の#88 Tiger Wuが開幕戦から4連勝を飾っている。そのため鈴鹿で、連勝ストップを成し遂げられるドライバーが誕生するのか注目される。
PCCJ 第5-6戦鈴鹿⼤会のスケジュールは、6⽉2⽇(金)に30分間の専有⾛⾏が2セッション予定され、予選は6⽉3⽇(土)12時05分〜12時35分の1回のみとなる。
決勝レースは、第5戦が3⽇(土)17時スタート(10周もしくは30分間)、第6戦PCCJ 200th Anniversary Raceが4⽇(日)9時35分スタート(10周もしくは30分間)を予定。
なお、第5-6戦の決勝はポルシェジャパン公式Youtubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@PorscheJapanOfficialにてライブ配信される。
(Text Toru Matsumura)