2022年5月20日(金)~5月22日(日)までの3日間、横浜と箱根、伊豆を走るクラシックカーラリー「クラシックジャパンラリー2022 YOKOHAMA Y163」が開催され、参加してきました!

画像1: 911でジャパンクラシックラリー2022を先導しちゃった!

ラリーの参加条件は「1919年~1973年までに生産された車両」。今回の参加車両で最も古いクルマは1923年「フォード モデルT」。そのほかの車両も“動く骨董品”ともいえる国内外の超お宝グルマばかり57台が参加。

そんななか、私が運転したのは先導車の「Porsche 911 Targa 4」。最新のポルシェです。先導車は故障すると困るため、故障するリスクが少しでも低い最新モデルが使用されるようです。

今回は私が自動車業界で活躍する女性たちとやっている安全運転啓蒙活動「クルマ業界女子部」の車内の置き靴推奨活動「置きシュー」バッグでもお世話になっている横浜・元町「キタムラ」北村信副社長に、「由美さんのYouTubeにいかがですか?」とご提案いただき、先導車を運転することに。ドライバーは私、ナビゲートするコ・ドライバーは北村副社長。さらに北村副社長はボランティアの誘導スタッフもこなします。

ラリーのスタートは横浜元町ショッピングストリート。横浜開港の歴史を伝える開港記念イベント「ハマフェス Y163」のサテライトイベントとしての開催です。

画像2: 911でジャパンクラシックラリー2022を先導しちゃった!

イベント初日、元町でのスタート前に近くの埠頭に集合し、ドライバーミーティングのほか、競技の練習もできるのが他のクラシックラリーと違うところだとか。確かに私もほかのクラシックカーラリーは何度か参加したことがありますが、事前練習ができるなんて初耳。でも待ち時間にこういうの、よいかもしれませんね。士気が上がったり、情報交換したり。

そして、私は全行程、先導車ドライブという半分スタッフのような、取材のような感じの参加で、参加者が来る前の早朝のスタッフミーティングから参加。長い長い3日間が始まりました!

ところが、実はイベント直前、アクシデント発生! 今回はコロナ対策のため、事前にPCR検査を行い、ラリー当日に抗原検査キットでセルフ診断することが義務付けられています。そのため、0時過ぎに事務局から届いた抗原検査キットでチェックすると……赤い線が2本!!! えーーーっ!!!!!!

同封の説明書を見ると、「2本線は“陽性”症状が軽い」!? どういう意味??

深夜まで営業している「ドン・キホーテ」に行って、抗原検査キットを5つ購入。再度検査をすると「陰性」……あれれ? 先に検査した検査キットの裏側を見ると、赤い線が一本……私が見ていた2本線は、「抗原の測定量が少ない」という表示で、抗原検査は「陰性」。ホッ。そのときに検査したペンタイプのセルフスタイルの抗原検査キットは表裏で確認するタイプのモノでした。

というわけで集合場所へ。この日はスタッフミーテイング~お客様の受付~ドライバーミーティング~競技の練習~元町ショッピングストリートに移動して出場車両を展示、というのがスタートまでの流れ。

集合場所へ続々参加車両がやってきて、ほどなく設定時間で正確に距離を走れるかという競技の練習時間。といっても任意なので、ずっと競技の練習をしている人もいれば、ほかの参加者と話をしたり、車を見たり。そんなこんなで参加者のゼッケン3番の「ブガッティT37(1928年)」に軽く試乗させていただきました!

しかも、走り出して気がついたのですが、「シフトチェンジの方法を聞いてない!」ので、1速のままで走行。その後、シフトチェンジの方法を聞きましたが、手に負えなそうだったので次も1速のまま走行しました。貴重なクルマですから(笑)

それにしても、クラシックジャパンラリーならではの公開練習時間、みなさんかなり熱心に練習走行しているので、本気モードの人にはあるとうれしいサービスかも。

画像3: 911でジャパンクラシックラリー2022を先導しちゃった!

そしてスタート地、横浜元町ショッピングストリートへ順番で移動。SNSの告知の効果があったのか(?)、知り合いやファンの方が多数応援に駆けつけてくださり、大感激です!

そして元町スタート! ちなみにスタートのときに実は私が着用しているワンピースは「キタムラ」のもので、「置きシュー」とコーディネートし、ベージュの無地に白のパイピング。

画像4: 911でジャパンクラシックラリー2022を先導しちゃった!

そしてスタートしてから、ふと気がついたことが……。先導車って、ゴールは見られるけど、スタートは先頭の車両より常に15分前に出発。というわけで皆さんより一足お先に横浜元町ショッピングストリートを出発しました。

ちなみに3日間の相棒である鮮やかなグリーンのボディカラーを纏った911 Targa 4は、ルーフの開け方が独特で、リヤクオーターピラーとリヤウィンドーを残したままファブリックのルーフ部分は格納。その上に残りのリア部分が乗る感じ。クーペとオープンカーのいいとこどりで、クーペ並みの静粛性を持ちながら、オープンカーの開放感も味わえます。スタート時はもちろんルーフを開けて華やかに。

1日目は神奈川の大磯プリンスホテルの駐車場でタイム計測。クラシックラーリーの場合、走行するコースは公道ですし、タイム計測といってもよりも設定速度にいかに近い速さで通過できるかが肝。

2日目の朝、スタートは「彫刻の森美術館」。ここでは少し参加車両を見たり、参加者の皆さんの話が聞けましたが、それも途中で、次の目的地「道の駅 天城越え」へ。その後も先導車は先を急ぐため、ランチ会場の内浦漁港まで一人旅ならぬ一台旅。ランチ会場ではアジフライをいただきましたが、これがふわふわで絶品! 「とさわや」のアジフライ、おすすめです!

その後も一台旅は続き、途中、濃霧と雨に襲われましたが、4WDの911 Targa 4は何事もなく安定した走りを発揮。無事にゴールの「彫刻の森美術館」へ。

そして3日目も同様、箱根をスタート。しかしこの日はゴールまで参加車両に会えないまま。ゴールの横浜元町ショッピングストリートで、クラシックジャパンラリーチームと再会するのでした。

それにしてもグリーンのタルガ、赤いカーペットの上でも映えて大正解! 普通のボデ

ィカラーだったら、クラシックカーに負けてしまったと思います。しかも先導車として走行中も、ステッカーを貼っているので注目されていましたし。さらにどんなシーンでも安定した走りで、先導車のお仕事を全うしてくれました。

今回は先導車という、貴重な体験。そしてやっぱり……いいな、911Targa 4!

画像9: 911でジャパンクラシックラリー2022を先導しちゃった!

(Text by Yumi Yoshida)

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