映画「スターウォーズ」シリーズの最新作、「スカイウォーカーの夜明け」が2019年12月20日、ついに公開になった。これに関連して、スターウォーズを制作するルーカスフィルムとポルシェがコラボレーションを行い、スターウォーズとポルシェの世界観を融合させたスターシップをデザインし、12月16日、ロサンゼルスで開催されたプレミア上映イベントで、全長1.5mのスケールモデルを披露した。
「トライウィング S-91x ペガサス スターファイター」と呼ばれるこのスターシップは、ルーカスフィルムとポルシェのデザインチームが約2カ月にわたって共同で制作したもので、随所にポルシェのデザイン要素が見られる。
たとえば、フロント部のヘッドライトやその横のエアインレットはタイカンのフロントマスクをイメージさせる。
サイドビューでは、コックピットとその後方のラインがポルシェの“フライライン”を表現している。
さらに、コックピット後方のルーバーとレッドのライトは、新型911を彷彿とさせる。リヤのライトストリップもリヤビューにアクセントを与えている。
3人乗りのキャビンは、パイロットの後方に2名の乗員が着座するスタイル。“パイロット”オリエンテッドなコックピットや低い着座位置も、ポルシェのスポーツカーと同様である。
事前の報道では、このトライウィング S-91x ペガサス スターファイターが「スカイウォーカーの夜明け」に登場するかどうかで意見がわかれており、さっそく劇場で鑑賞する人はそのチェックもお忘れなく!
(Text by Satoshi Ubukata)