休みとなれば混んでるし、しかしよく通るのでひと休みする機会は多いものの、かといってなかなか休まらないイメージがあった海老名サービスエリア。

2階の「おぼんdeごはん 海老名食堂」をあまり利用した記憶がなかったのもあって、久しぶりに行ってみることにしました。

画像1: 【満腹ドライブ】ちゃんとタルタル、それだけでも価値がある! 海老名食堂「海老名定食」

海老名サービスエリア上り線、食事をするスペースはすべて2階に。1階は持ち帰りメインのお店やお弁当、カフェ、パンなどが中心。

海老名食堂は定食ものなどがあって、ちゃんとテーブルと椅子があるので落ち着きますね。正直、わたしが利用する時間が遅いこともあるのです。他のフードコートのお店は食べられても、ここは既に閉まっているということが少なくありませんでした。

お昼どきをはずしたというのもありまして、かなり空いていてすぐに店内へ案内してもらえました。

ここはいろんな定食モノや出汁茶漬けなどが中心のお店。最初は出汁茶漬けを食べようかしらと思っていましたが「海老名定食」なるメニューを発見、あまり利用したこともない店、初めて訪問したようなモノですから、ここはこういう抜粋編のようなメニューで神妙にお店を知るのも良いかと思い海老名定食を注文することにしました。

画像2: 【満腹ドライブ】ちゃんとタルタル、それだけでも価値がある! 海老名食堂「海老名定食」

ほっけの塩焼き、チキン南蛮。どちらもピンで構成される定食もありますが、それより少しは少ないものの、結構な役者の二枚看板。定食は、ごはん味噌汁おかわり自由。これは俄然興味がわいてきます!

とはいえ、半身のほっけ。なかなか脂ものり、美味いじゃないか! そしてチキン南蛮も、チキンの数が抑えられてるぶん、タルタルソースのリッチ度はかなりのもの。本州で、とくに関東地方では、タルタルソースがいまいち遠慮がちな量だったりして残念な気持ちになることもあります。それがこの海老名定食のチキン南蛮はありませんでした。

ご飯も白米とひじきご飯が選べて、しかもおかわり自由。ドライブの道中、あまり満腹になりすぎると眠たくなることもありますので、気をつけなければいけません。とはいえ、同様に空腹ではイライラすることもあるかもしれません。それはいけません。

あと、テーブルで腰をおろせるのもいいものです。運転中、定期的にちゃんと休む。それは安全運転の観点でも大切なこと。ここは相模川から少し小高い丘になっています。あたりの地形も開けており、そんな様子を窓から窺うことができるのです。こうしたところでちゃんと休むということは良いことだと感じました。

画像3: 【満腹ドライブ】ちゃんとタルタル、それだけでも価値がある! 海老名食堂「海老名定食」

夕方、この先の綾瀬バス停付近渋滞も多いです。トイレ休憩はとっておくに越したことはありません。

海老名サービスエリアは東京インターまでもあともう少し。だからこそしっかり休んだほうがいい場合も。

しかし「海老名でどうしてほっけとチキン南蛮?」 トイレを済ませてクルマに戻るとふとそんな疑問が。相模湾擁する神奈川県。鯵の開きと、豚の味噌漬けとかならわかるのですが。実に謎であります。北と南の味が、日本の真ん中付近の海老名に集結、ということかもなあ。真相は不明なので今度来たらお店の人にでも聞いてみることにしましょう。

遅めのランチ、思いがけず大満足になりました。

(Text & photos by Kentaro Nakagomi)

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