2022年2月25日、日本ミシュランタイヤは、SUV用プレミアムコンフォートタイヤの新商品「MICHELIN PRIMACY SUV+」を発表し、5月19日より順次販売を開始する。
![画像1: 「MICHELIN PRIMACY SUV+」を発表](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/25/c4732cf50678665798c77242fbe9a36b0c654634_xlarge.jpg)
MICHELIN PRIMACY SUV+は、同社の「プレミアムコンフォート」のコンセプトをSUV向けに投入した新製品。「現代のSUVユーザーにより安全で快適な、そして、より豊かなドライビング体験を提供することを目的に開発」したのだという。具体的には、「ドライ路面での安定したグリップ性能」「優れたウェットブレーキング性能」「優れた静粛性」「高速安定性やハンドリング性能」により、ドライバーの安心感と、乗員の快適性を高めている。
その実現のため、次のような技術を投入した。
新設計コンパウンド
![画像: シリカを多く配合した新設計コンパウンドを採用することにより、優れた転がり抵抗と優れたドライ&ウェットブレーキ性能を両立。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/25/6877cddde8d2ecd6e14d2cd6f8bd3f1705562267_xlarge.jpg)
シリカを多く配合した新設計コンパウンドを採用することにより、優れた転がり抵抗と優れたドライ&ウェットブレーキ性能を両立。
U字グルーブとフルデプスサイプ
![画像: U字型の主溝と、溝底まで深く刻まれたフルデプスサイプにより、摩耗による急激な排水性能の低下を抑制](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/25/853309f2f8eceb4d7dce3165186850a5b99e85a8.jpg)
U字型の主溝と、溝底まで深く刻まれたフルデプスサイプにより、摩耗による急激な排水性能の低下を抑制
ウェットブレーキング性能
![画像2: 「MICHELIN PRIMACY SUV+」を発表](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/25/691377acd62fb08d409a36d372f7f139a390059f_xlarge.jpg)
トレッドブロックデザイン
![画像: トレッドのブロック数を増やし、最適化することで、ノイズのピークを下げて騒音エネルギーを低減](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/25/eac6cb1d893814c7382aced409c953647cb11b83_xlarge.jpg)
トレッドのブロック数を増やし、最適化することで、ノイズのピークを下げて騒音エネルギーを低減
騒音エネルギーの比較(パターンノイズ)
![画像3: 「MICHELIN PRIMACY SUV+」を発表](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/25/b45e3559c424e1b5f563569c4fa50dd3374853a2_xlarge.jpg)
スタビリ・グリップ・サイプ
![画像: サイプ内の突起により、ブロック同士が互いに支え合い、倒れこみを抑制。ブロック剛性を高めることで、高速走行時の安定性とハンドリング性能の向上に寄与。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/25/1e11d2c48a3b15e358b4cd6939c41b5ffc9e1ecc_xlarge.jpg)
サイプ内の突起により、ブロック同士が互いに支え合い、倒れこみを抑制。ブロック剛性を高めることで、高速走行時の安定性とハンドリング性能の向上に寄与。
サイズは15インチから20インチまでの全28サイズで、うち24サイズがグレーディングシステムの「A/b」を取得した低燃費タイヤとなっている(残りのサイズは申請中)。
サイズと発売月は以下のとおりで、価格はオープン。
![画像4: 「MICHELIN PRIMACY SUV+」を発表](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/25/98b7d5906485ab31a739052ac3aa3ce1411e3cf3_xlarge.jpg)
(Text by Satoshi Ubukata)