だいぶ落ち着いてきたとはいえ、コロナ禍で高速道路の食事環境もかなりしわ寄せを受けました。そうでなくても、午後10時を過ぎてしまうと食事ができるところはかぎられるもの。
山陽道で大阪方面にご旅行のおり、もしそんなことになったらぜひ三木上りでラーメンを食べてみてください。「世界一忙しいラーメン屋」のラーメンが食べられます。
![画像1: 【満腹ドライブ】忙しいのは私も同じ! ひときわ美味いラーメンは自分へのエール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/24/51e93468ad8b7bfa3a41e5939a04444a74b8a691_xlarge.jpg)
「世界一忙しいラーメン屋」は大阪の人気ラーメン店で、こことのコラボラーメンが食べられるのです。かくいう私もつい午後10時が回ってまだ晩御飯を食べておらず、何か腹に入れたいと思っておりました。
駐車場にクルマを停め、店内に入ろうとすると強烈に推してきますのできにはなりました。澄んだ醤油のスープのラーメンはどこかほっとさせるもの。一番ベーシックなラーメンを食すことにしました。
![画像: 店内への入り口からかなり推してくる「世界一忙しいラーメン屋」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/24/193c2ae9946a564eac548feafdd9a13b1a2d9e67_xlarge.jpg)
店内への入り口からかなり推してくる「世界一忙しいラーメン屋」
![画像: 天井からも容赦ない。でも、この推しに負けて正解。このラーメンを食べたあとの感想です。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/24/502ce75748b255e60004d781f55bd60ae50cf910_xlarge.jpg)
天井からも容赦ない。でも、この推しに負けて正解。このラーメンを食べたあとの感想です。
![画像: 券売機前でも推してくる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/24/dc56a9690b96b81b8e5879ae893f9ba4d537cfdb_xlarge.jpg)
券売機前でも推してくる。
出てきてまず感じるのは上品なハムのような香ばしいチャーシューの香り。かわいいイラストの丼は三木上り線オリジナルですね。
スッキリとクリアな喉越しとしっかりとした旨味のある醤油のスープは何か柑橘系の爽やかな風味が一口ごとにお見送りに出てきてくれる感じ。ストレートな麺も、混じり気のない小麦の旨みを噛み締めることのできるもの。
具は件(くだん)のチャーシュー、極太なメンマ、刻み葱のみと言うシンプルなもの。
![画像: シンプルながら、出てきた瞬間から、懐に入り込んでくる香り。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/24/7168a3b227140efb0f433196cc45b6798b4a49d7_xlarge.jpg)
シンプルながら、出てきた瞬間から、懐に入り込んでくる香り。
![画像2: 【満腹ドライブ】忙しいのは私も同じ! ひときわ美味いラーメンは自分へのエール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/24/91efe402df3f0ab034762025102421e2de0ab9cb_xlarge.jpg)
![画像: 三木上り専用どんぶり。イラストもかわいいので久しぶりに飲み干してしまった。それでも罪悪感、打ちのめされた感がないのはいいラーメンの証である。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/02/24/f6e493f5c160c8dad511e14f06381a3fc1bbdb08_xlarge.jpg)
三木上り専用どんぶり。イラストもかわいいので久しぶりに飲み干してしまった。それでも罪悪感、打ちのめされた感がないのはいいラーメンの証である。
さっと出てきて、するするっと食べるのは普通のラーメン同様ですが、そのわずかな時間を至福のうまいラーメンと向き合う時間にしてくれる、そんな一品でした。
忙しいのはここを利用するドライバーも同じでしょう。マウンティングではない共感としての忙しさ、しかと受け取りました!
わりとこの先の淡河を利用することが多く、久しぶりに利用した三木サービスエリア上り線。ときどきパターンを変えて立ち寄るといい発見がありますね。
(Text & photos by Kentaro Nakagomi)