先日、ベントレーのミニ試乗会へ。
「ミニ」と名付けるだけあって、日程も2日間。試乗車も現在、ベントレーモーターズジャパンが所有する最新のベントレー4台で、フリーランス向けの試乗会だったようです。
今回の目玉は新しいブルーの「コンチネンタ GT」。しかし私は試乗申し込みのタイミングが遅くてこちらの試乗叶わず。といっても、去年試乗していたようです。
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今回試乗したのは、登録されたばかりのベントレー初のSUV「ベンテイガ V8」のライトブルー、そして当日の試乗枠に空きがあった、これまた新規登録の白い「ミュルザンヌ スピード」の2です。
ちなみにベンテイガ V8の価格は1994万円。W12モデルよりリーズナブル。とはいえサイズはV12モデルと同じく全長5150mm×全幅1995 mm×全高1755 mm。車両重量は2480kgとさすがに2トン越えではありますが、W12に比べて-50kgの軽量に。約成人女性一人分ぐらい軽くなっています。
目を惹くのは手作りで丁寧に仕上げられた美しいクロームがいたるところに配置され、ゴージャスでかつ気品に溢れています。それにスポーティなカーボン使い。V8は、ベンテイガの中のスポーツグレードという扱いのようです。
エンジンは4L V8ツインターボ。馬力はナンバーと同じ550馬力。エンジンは「カイエン」や「ウルス」と同じとのこと。確かにエンジン音も迫力があります。特に「ベントレーモード」。これは「コンフォートモード」と「スポーツモード」の中間で、そのままで快適な設定です。
そしてなによりこのボディカラーが素敵!
そしてそして、思いがけず試乗できたのが「ミュルザンヌ スピード」。全長5575mm×全幅1925 mm×全高1530 mm。ダイナミックな白いボディカラーは優雅そのもの。エンジンは6と4分の3ツインターボエンジン。この表記に「?」と思ったら、英国車はこういう表記するクルマが結構あるそうです。つまり……6.75L V8ツインターボエンジン+8速オートマティックトランスミッションを採用。最高速度は305km/h 。こちらの価格は3873万9600円。「ベンテイガ V8」の約2倍のお値段です。
ベンテイガに輪をかけたラグジュアリー感に包まれています。
最も特別感があるのは、ボンネット先端にあるマスコット。これは「フライングB」という名前でBマークが空を飛んでいるようなので、この名が授けられたとか。
これはミュルザンヌのみに使用され、ほかのモデルのエンブレムはBから羽が生えたような平面のデザインで「ウイングドB」という名前だそうです。
いろいろ私もこの名前を調べましたが、メディアにあまり掲載されておらず……。今回、名前がわかってよかったです♪
ちなみにこの「フライングB」は、歩行者保護のため「B」の頭をゴン!と叩くとボンネット下に潜るとのこと。実は駐車場に車を止めたときに、「フライングB」はまさに下に潜っていましたが、これはなぜでしょう? エンジンを切ると潜るのでしょうか? 盗難防止のために。
この「フライングB」は、次期フライングスパーには新しいデザインの「フライングB」が採用されるようです。クルマだけではなく、マスコットも進化しているのですね。
新しい「フライングB」動画はこちらです!