150420-OZ-2.jpg世界的に知られるアルミホイールブランド「O・Z」でビジネスデベロップメントマネージャーを務めるアンドレア・ベルノーニ氏が来日。日本でのビジネス拡大のために、あることを計画しているというのだが......。

(取材協力:maniacs STADIUM
編集部:今回の訪日の目的は?

ベルノーニ:主な目的はふたつあります。ひとつはO・Zの鍛造ホイールを日本のチューナーに訴求することです。先日、日本でも「ATELIER FORGED」を発表しました。私たちは今年を"鍛造元年"として、いままでお付き合いのないチューナーにビジネスを打診するとともに、「maniacs」などすでに取引のあるチューナーとはビジネスの拡大を図りたいと考えています。

編集部:日本のチューナーにこだわる理由は?

ベルノーニ:東京オートサロンはもとより、アメリカのSEMAショーなどで、日本のチューナーの影響力はとても大きい。日本のチューナーがトレンドを発信していることを考えると、当然O・Zとしても力を入れたい部分なのです。

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編集部:もうひとつの目的は?

ベルノーニ:それは、日本のモータースポーツにおいてO・Zのシェアを拡大することです。O・ZはF1をはじめさまざまなモータースポーツでホイールを供給しています。そのノウハウを生かして、日本のレーシングチームと協力したいと考えています。日本のモータースポーツはアジアの人々が注目していますから。

編集部:日本のどのレースに興味をお持ちですか?

ベルノーニ:それをこれから探ろうと思っています。日本でどんなレースが行われていて、どんなニーズがあるかを自分の目で確かめたい。それもあって、この秋からは日本に滞在するつもりです。

編集部:それは楽しみですね! でも、そうなるとモータースポーツ漬けですよ。

ベルノーニ:レースが大好きなので!

編集部:お父さまは、現社長のクラウディオ・ベルノーニさん。OZ Racingを立ち上げた方ですよね?

ベルノーニ:はい。そのおかげで、小さいころからクルマやレースの世界に触れることができました。トヨタがWRCで活躍している時代に、カルロス・サインツ選手と話をしたり、ラリーカーの助手席に座らせてもらったのが一番の想い出ですね。

編集部:日本のユーザーやパートナーにはO・Zのどんな部分を伝えたいですか?

150420-OZ-3.jpgベルノーニ:O・Zは来年45周年を迎えます。また、OZ Racingがスタートして今年で31年になります。アフターマーケットでこれだけ続いているホイールのブランドは珍しいと思いますし、レースで得た経験を市販ホイールにフィードバックしているというのもO・Zならでは。OEMに関しては、大量生産ではなく、プレミアムなブランドのみ。ヨーロッパのデザインスクールやジウジアーロとのコラボなど、デザインにも人一倍こだわりがあります。そんなO・Zの特色をアピールしていきたいと思います。
編集部:日本での今後の展開を楽しみにしています! ありがとうございました。

(Text by Satoshi Ubukata)

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