横川 今ゴルフ2の中古車市場ってどうなんですか？
田中 うちは1万円からやってます（笑）。ただ、まだ中古車相場があって、安いヤツだと値段はつかないんですが、GTIだと20万円から200万円まで。
一同 おぉ〜！
田中 ボリュームゾーンは70〜80万円ぐらいですかね。
横川 結構ちゃんとしたいい値段で。
田中 CLiとかは値段が崩れちゃっていますけれど、それでもグレードに関係なく良い物がでるとポーン！っと値段が跳ね上がるので。ゴルフ2の場合、相場は10年ぐらい変わっていないんですよ。最近はコンディションの良い物は、相場と違った良い物がポツポツ出てきているんですよ。もう少しすればゴルフ2も旧車なんでしょうが。
横川 ゴルフ1も、でれば50万とか60万とか、中身は別にしてそんな値段になってますよね。
田中 ゴルフ1はボディがズボっといかなくて、ちゃんと動けば30万円ぐらいで取引されるらしいんですよ。
小倉 （ゴルフ）ツーは割合そうかも知れないよ。
田中 どうでしょうね〜。
横川 僕らみたいに、昔欲しいと思って、大人になってようやく買っているのか、それとも手頃な価格の外車だからそれでいいやって若い人が買っているのか。
田中 手頃だからといって買う若い人たちはだいぶいなくなりました。
横川 そういう人はくじけますよね、水が漏れたりしたら（笑）。
田中 そうですね、それなりに覚悟がないと買えないっていうのはみんな考えていると思うんですよね。（ゴルフ）ツーに関して言えば、30代（のお客様）は免許取りたての頃は買えなかったという人で、20代の人はお父さんが乗っていたからいつか自分も乗ってみたいという人ですかね。
横川 2周目だ！？ すごいなぁ。
田中 それで、40代から60代の人は、前に乗っていたことがある人で、今のVWでは物足りないからといって戻ってくる人や、あとは子どもが手を放れて遊びたくなってまた（ゴルフ）ツー買いたいなって人がいます。だいたいそういうパターンが多いですね。
横川 あとは、デザインですかね？ デザインこのまま変わらないじゃないですか、ゴルフ2って。どうしてももう1回乗りたいと思うもんなぁ。幅広い人が買うんですね。
田中 本当に幅広いですね、全然クルマに詳しくない人でも買いますよ。
横川 あっ、そうですか！？
田中 自分にシックリくるとか、乗っていて楽しいとか。デザインが飽きないとか。
横川 そうですね。
小倉 でも、良いと？
横川 そうですね、ジャーマンテクノロジーとイタリアンデザインみたいな、一番美味しい（組み合わせ）じゃないですか。逆は嫌ですよね（笑）。
一同 爆笑
横川 （逆は）ちょっと怖いですよね（笑）。そう考えるとジウジアーロとウォルフスブルクのマーケティングが良かったんだなというのと。あと、自分の中では国産大衆車ってひっくり返すとみんなゴルフ1と同じ構造じゃないですか。40年前から基本的なものができてたんだなぁって。（他のクルマの）物差しだったということが自分の中で誇りというか、別にそんなこと誰もわからないんでしょうけど（笑）。あと、『コレで十分なんだよ』って今の過剰な装備のクルマを見るたびに思いますよね。『これで全然走れますから』って言うのを路上に出て元気に走ってアピールしたいなって。
小倉 それは僕も言いたい！
横川 あっ、そうですか。
小倉 世の中やたらと過剰（装備）で、クルマが何でもやってくれるって感じがあるから。
横川 パークアシストなんかもVWは付いていますから、仕方がない流れなんでしようけど。なんだかなぁって。
田中 人間がどんどん退化しそうですよね。
横川 ねぇ。そんな中でも、『エアコンなくても走れるんだよ』って言いたいですね。
小倉 横川さん、（ゴルフ1に）エアコン付いてないの？？
横川 付いてはいるんですけど、涼しい時しか効かないんですよ。
田中 涼しい時しかって（笑）。
横川 三角窓を全開です。夏場は35度を超えたら（ゴルフ1は）活動しません。人間よりクルマがかわいそうかなって。
田中 でも、不要な装備が無いときついなぁって思うのは、人間にとっても本来自然な環境じゃないと思うんですよね。辛いんだったら家にいたら、って。それでいいのかもしれないですね。
横川 昔に比べてガソリンも上がったしなぁ。
小倉 昔はなんとなく、北とか南とか、東とか西とってわかったでしょ。今は、わからないこともあるからね。若い子なんてそうだと思うよ。
- ドアポケットに地図が2〜3冊入っていましたよね。
横川 僕なんか、マーカーで線引いていましたよ。
田中 僕、いまだに地図ですけどね。
横川 おぉっ！ 素晴らしい！ 僕は方向音痴なんでナビ付けちゃったけど（笑）。
- 便利になることによって失っているモノもあるんですかね？
小倉 いっぱいあるだろうね。それだからこそ、若い人にヤングクラシックスを見て欲しいという感じはするよね。
■「My VW, My Audi」で皆さんの愛車自慢、あるいはフォルクスワーゲン/アウディ各モデルのオーナーズクラブをご紹介させてください!!皆さんのフォルクスワーゲンライフやアウディライフ、愛車とのエピソード、普段フォルクスワーゲンやアウディに乗っていて感じたことや楽しい思い出等、またはオーナーズクラブのイベントや活動の告知、オーナーズクラブメンバーの募集などをご紹介します!!
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田中 うちは1万円からやってます（笑）。ただ、まだ中古車相場があって、安いヤツだと値段はつかないんですが、GTIだと20万円から200万円まで。
一同 おぉ〜！
田中 ボリュームゾーンは70〜80万円ぐらいですかね。
横川 結構ちゃんとしたいい値段で。
田中 CLiとかは値段が崩れちゃっていますけれど、それでもグレードに関係なく良い物がでるとポーン！っと値段が跳ね上がるので。ゴルフ2の場合、相場は10年ぐらい変わっていないんですよ。最近はコンディションの良い物は、相場と違った良い物がポツポツ出てきているんですよ。もう少しすればゴルフ2も旧車なんでしょうが。
横川 ゴルフ1も、でれば50万とか60万とか、中身は別にしてそんな値段になってますよね。
田中 ゴルフ1はボディがズボっといかなくて、ちゃんと動けば30万円ぐらいで取引されるらしいんですよ。
小倉 （ゴルフ）ツーは割合そうかも知れないよ。
田中 どうでしょうね〜。
横川 僕らみたいに、昔欲しいと思って、大人になってようやく買っているのか、それとも手頃な価格の外車だからそれでいいやって若い人が買っているのか。
田中 手頃だからといって買う若い人たちはだいぶいなくなりました。
横川 そういう人はくじけますよね、水が漏れたりしたら（笑）。
田中 そうですね、それなりに覚悟がないと買えないっていうのはみんな考えていると思うんですよね。（ゴルフ）ツーに関して言えば、30代（のお客様）は免許取りたての頃は買えなかったという人で、20代の人はお父さんが乗っていたからいつか自分も乗ってみたいという人ですかね。
横川 2周目だ！？ すごいなぁ。
田中 それで、40代から60代の人は、前に乗っていたことがある人で、今のVWでは物足りないからといって戻ってくる人や、あとは子どもが手を放れて遊びたくなってまた（ゴルフ）ツー買いたいなって人がいます。だいたいそういうパターンが多いですね。
横川 あとは、デザインですかね？ デザインこのまま変わらないじゃないですか、ゴルフ2って。どうしてももう1回乗りたいと思うもんなぁ。幅広い人が買うんですね。
田中 本当に幅広いですね、全然クルマに詳しくない人でも買いますよ。
横川 あっ、そうですか！？
田中 自分にシックリくるとか、乗っていて楽しいとか。デザインが飽きないとか。
横川 そうですね。
小倉 でも、良いと？
横川 そうですね、ジャーマンテクノロジーとイタリアンデザインみたいな、一番美味しい（組み合わせ）じゃないですか。逆は嫌ですよね（笑）。
一同 爆笑
横川 （逆は）ちょっと怖いですよね（笑）。そう考えるとジウジアーロとウォルフスブルクのマーケティングが良かったんだなというのと。あと、自分の中では国産大衆車ってひっくり返すとみんなゴルフ1と同じ構造じゃないですか。40年前から基本的なものができてたんだなぁって。（他のクルマの）物差しだったということが自分の中で誇りというか、別にそんなこと誰もわからないんでしょうけど（笑）。あと、『コレで十分なんだよ』って今の過剰な装備のクルマを見るたびに思いますよね。『これで全然走れますから』って言うのを路上に出て元気に走ってアピールしたいなって。
小倉 それは僕も言いたい！
横川 あっ、そうですか。
小倉 世の中やたらと過剰（装備）で、クルマが何でもやってくれるって感じがあるから。
横川 パークアシストなんかもVWは付いていますから、仕方がない流れなんでしようけど。なんだかなぁって。
田中 人間がどんどん退化しそうですよね。
横川 ねぇ。そんな中でも、『エアコンなくても走れるんだよ』って言いたいですね。
小倉 横川さん、（ゴルフ1に）エアコン付いてないの？？
横川 付いてはいるんですけど、涼しい時しか効かないんですよ。
田中 涼しい時しかって（笑）。
横川 三角窓を全開です。夏場は35度を超えたら（ゴルフ1は）活動しません。人間よりクルマがかわいそうかなって。
田中 でも、不要な装備が無いときついなぁって思うのは、人間にとっても本来自然な環境じゃないと思うんですよね。辛いんだったら家にいたら、って。それでいいのかもしれないですね。
横川 昔に比べてガソリンも上がったしなぁ。
小倉 昔はなんとなく、北とか南とか、東とか西とってわかったでしょ。今は、わからないこともあるからね。若い子なんてそうだと思うよ。
- ドアポケットに地図が2〜3冊入っていましたよね。
横川 僕なんか、マーカーで線引いていましたよ。
田中 僕、いまだに地図ですけどね。
横川 おぉっ！ 素晴らしい！ 僕は方向音痴なんでナビ付けちゃったけど（笑）。
- 便利になることによって失っているモノもあるんですかね？
小倉 いっぱいあるだろうね。それだからこそ、若い人にヤングクラシックスを見て欲しいという感じはするよね。
（つづく）
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