かつては箱根に並ぶ、東海道の難所のひとつだったといいます宇津谷峠。いまではバイパスであっというまに過ぎることができます。静岡市と藤枝市の境のあたり。この辺で食事というときにしばしば利用するのが「定食厨房とうかいどう」。
ファミリーマートの横の、大きめなイートインスペースのようなところで営業しています。ファミリーレストランもいいけど、ちょっと味気ない。地元の人に愛される食堂はちょっと入りにくい。そんな人にももしかすると利用しやすいかもしれません。
メニューはそばうどんから、フライなどの定食。アジフライや黒はんぺんなんていうのがいかにも場所柄という感じです。
筆者、いろいろとりあえず目移りしたうえで、結局行き着きがちなのはハンバーグ。このときは醤油ジンジャー味でお願いしました。粗挽き肉で肉感がしっかり残るハンバーグは満足度十分。
ご飯にもよくあいます。ご飯も美味しい。これで900円だからなかなか満足度も高いですね。
メニューを見るとナポリタンとあります。ぜひ一度食べてみたいと思うのはナポリタンですかね。夜は22時までの営業。あまり遅いとありつけませんので、できればその営業時間内に訪れてみたいもの。
清水インターからそのまま続くバイパスで信号もないまま、磐田のあたりまで行けます。新東名が便利ないまでも、東海道の風情を感じる沿道の山々見ながらのドライブ。バイパス抜けるだけでも東海道の雰囲気は強いと思いますので、もしお時間のあるときはこちらを通られるのもお勧めです。
東京方面からだと賤機山をくぐり、宇津谷峠を登り切る手前の左側。一度寄ってみてはいかがでしょうか。
(Text & photos by Kentaro Nakagomi)