4月15日に日本を発ち、17日の深夜便で帰国するという弾丸スケジュールでしたが、それでも今回の上海モーターショー取材は疲労と同じぐらい、得るものも大きなショーでした。

世界最大の市場である中国は、フォルクスワーゲン グループにとっても大切な国です。なにしろグループ全体で年間約200万台を販売するというのですから。

フォルクスワーゲンは中国に2つ。上海汽車(SAIC)×フォルクスワーゲンの合弁会社の「上海フォルクスワーゲン」と、第一汽車(FAW)×フォルクスワーゲンの合弁会社「一汽大衆」の2社があります。

画像1: 上海モーターショー2019、VWグループは?

「サンタナ」「ボーラ」「ジェッタ」などは古くから中国でのベストセラーカーです。今回はほとんど街に出ていないのではっきりとはわかりませんでしたが、確かに私が中国モーターショー取材に毎年来ていた頃には、かなりの数を見かけました。

今回、フォルクスワーゲンブースでは、「アトラス」の中国、中東、ロシア版「Teramont(テラモント)」の5シーターのSUVが公開されました。これは2019年後半に生産開始

アウディは、「AI:ME」という2人乗りコンパクトEV。4ドアなのに2シーター?と思いましたが、基本は2人乗り。後席は折り畳みのベンチシートタイプになっていて、必要なときに出すことで最大5人乗車が可能。ドアは観音開きです。AIを搭載し、自動運転は部分的自動運転を行うレベル4。

画像5: 上海モーターショー2019、VWグループは?

ちなみにポルシェは「カイエンクーペ」「カイエンターボクーペ」を発表。カイエンのクーペ版。全長はカイエンより+18mm。「PAA(ポルシェ・アクティブ・エアロダイナミクス)」の一部、新開発のアダプティブ・リア・スポイラーを搭載し、90km/h以上で出てくるとか。

画像6: 上海モーターショー2019、VWグループは?

2018年、中国の自動車販売台数は少し減ったといいますが、それでも重要な市場には変わりないようで、新型車やコンセプトカーもしっかり登場。中国でのモーターショーは引き続き盛り上がっています。

画像7: 上海モーターショー2019、VWグループは?

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