「Oettinger Sportsystems Japan」がカスタマイズした「ゴルフR」を紹介する。
そのエッティンガーのカスタマイズパーツを日本に紹介するOettinger Sportsystems Japanが、「フォルクスワーゲン ゴルフR」をもとに仕立て上げたのが、こちらのデモカーだ。エッティンガーのエアロパーツをまとったゴルフRは、鮮やかなカラーリングとあいまって、精悍な印象を強めている。
そのエッティンガーのカスタマイズパーツを日本に紹介するOettinger Sportsystems Japanが、「フォルクスワーゲン ゴルフR」をもとに仕立て上げたのが、こちらのデモカーだ。エッティンガーのエアロパーツをまとったゴルフRは、鮮やかなカラーリングとあいまって、精悍な印象を強めている。
フロントビューを彩るのが、ゴルフR専用にデザインされたフロントスポイラー。フロントをより低く、ワイドに見せることでゴルフRのスポーティさをアピールする。
サイドスカートは、純正以上の存在感があり、よりダイナミックな印象を与える役目を果たしている。
特徴的なデザインで、ゴルフRのリヤビューに精悍さを与えるのがルーフスポイラー。ゴルフRのフォルムに溶け込みながら、エッティンガーの個性を示すものだ。
さらに、高いクオリティを誇る4パイプリヤサイレンサーと、これにマッチするようデザインされた4パイプリヤスカートが、力強い走りを予感させる。
足元は、純正から1インチアップした8.5J×19インチのRXXシルバーラインを装着。ブラックの5スポークとシルバーのリングが上質でありながら力強い印象を強めている。なお、デモカーにはコンチネンタルのSportContact 6(235/35ZR19)が装着されていた。
ボンネットを開けると、「エンジンパワーコマンド」がその存在を主張する。これはいわゆる"サブコン"と呼ばれるチューニングパーツで、エンジンのECUを書き換えることなく、出力とトルクを向上させるというもの。これにより、ドイツ仕様のゴルフR(300ps/380Nm)の場合、最高出力は360ps、最大トルクは440Nmにアップする。
さらに、最高600psに対応する大容量のエアインテーク(RacingLine製)をエッティンガーが採用している。
実際に運転してみると、ノーマルのゴルフRに比べて、明らかに力強さを増した2.0 TSIエンジンは、ノーマル同様にフラットなトルク特性を持つおかげで、どこからアクセルペダルを踏み込んでいっても分厚いトルクを発揮し、一段と素早い加速を見せる。
フルタイム4WDの4MOTIONを採用するゴルフRだけに、向上したエンジンのパフォーマンスをしっかりと受け止め、19インチタイヤとあいまって強大なトルクを余すところなく路面に伝えてくれる。ちょっとやそっとのことで挙動が乱れることはなく、安心してアクセルペダルを踏み込めるのがうれしいところだ。
その際にキャビンに届くエキゾーストノートやエンジンの吸気音はスポーティさを増している。それでいてボリュームが大きすぎないのもいい。
よりスポーティな印象のエクステリアデザインと、期待を裏切らないスポーティな走りを示すゴルフR。老舗ブランドという安心感もあり、今後、日本でも人気が高まりそうだ。
なお、日本での販売価格は近日中に発表の予定で、情報が入り次第、このコーナーでお伝えしよう。
(Text by S.Ubukata / Photos by H.Uemura)