170314-RacingLine2-11.jpgRacingline Japan」がチューニングしたゴルフRがさらにパワーアップ! その実力を試すチャンスが到来した。

※価格はすべて税別で、工賃等含まず。
イギリスのRacingline(レーシングライン)社が、おもにフォルクスワーゲン車向けに開発したチューニングパーツが「Racingline Performance Parts」。その日本総輸入元である「Racingline Japan(レーシングライン・ジャパン)」のゴルフ7Rが素晴らしい走りを見せてくれたのは、170314-RacingLine-01.jpg
エクスリアで目を惹くのが、大胆なデザインの「VWR R360 Wheel」(1本8万1000円)。スポーツ走行などにも適した軽量・高剛性の19インチホイールだ。サイズは8.5×19インチ、PCD:112mm、インセット:+44mmで、シルバー、ダイヤモンドカット、ガンメタルの3色から、ガンメタルがチョイスされている。これに、コンチネンタルタイヤのスーパースポーツモデル「170314-RacingLine2-1.jpg
ボンネットの下にも進化の跡が見て取れる。わかりやすいように、エンジンカバーを外してみると......。

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エンジンルーム手前、(進行方向に対して)右側に見えるのがオイルキャッチタンク。これは「VWR Catch Tank and Oil Management Kit」(9万8000)の一部で、オイルとミストをキャッチタンク内に抜き取ることで、よりピュアな混合気を燃焼室内に送り込み、最大限の効率とパフォーマンスを得るもの。Racinglineがレースで培った技術により、ハードブレーキング時に2.0 TSIのシリンダヘッド内でオイルが偏る問題を解消する。

なお、ゴルフ7Rの場合、フロントウォッシャーボトルが右側にあるため、その上部の取り外しが必要になる。これに対応する「VWR Remote Washer Refill KIt」(1万5000円)を装着。他の構成パーツを含め、その仕上がりの美しさも見逃せない。

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「VWR Billet Engine Oil Filler Cap」(1万2500円)と「VWR Billet Oil Dispstick」(1万2500円)は、簡単に交換でき、スポーティにエンジンルームを彩るには打ってつけのパーツだ。

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そして、一番の注目がパワーアップしたエンジンだ。デモカーのゴルフ7Rには、600psまで対応する大容量のインテークキットの「VWR R600 Cold Air Intake」(8万5000円)に加えて、R600インテークからタービンまでのエアフローの効率を高める「VWR Turbo Inlet Hose」(1万9800円)、そして、写真では見えないが、エアフローの効率化に貢献する「VWR Turbo 90° Inlet」(3万円)、パワーアップとターボのレスポンス向上を図る「VWR Turbo Muffer Delete」(3万円)が装着されている。

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この4点で構成される「Perfect Intake System」だけでもパワーアップやレスポンスの向上が期待できるのだが、さらに2.0 TSIエンジンの性能を最大限に引き出すのが、Racinglineが独自に開発したECUプログラム「OEM+」(近日発売)。単体(Stage 1)でも高い効果を持つが、Perfect Intake Systemや「VWR Golf7R Exhaust System」を併用するStage 2とすることで、最高出力395ps、最大トルク530Nmを実現する。

さらに今回は「VWR Intercooler」(近日発売)を装着していることから、この数字以上の性能を手に入れているはずだ。

さっそくフルバケットシートに収まり、まずは様子見で軽くアクセルペダルを踏むと、ゴルフ7Rはスムーズかつ力強い発進を見せる。「VWR Track Suspension Kit」は、ワインディングロードでの試乗にあわせて減衰力を高めに設定してあったが、一般道でのドライブを許容する乗り心地を確保している。

OEM+と吸排気系の改善によりパワーアップした2.0 TSIは、低回転でも強力なトルクを発揮するうえに、アクセルペダルに対するレスポンスが向上したおかげで実に扱い仕上がり。日常のドライブでも、ストレスなくその効果を楽しめるのがうれしい。

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もちろん、アクセルペダルを深々と踏み込めば、このクルマの別の顔が見えてくる。ドライビングプロファイルを「レース」にセットし、スタンディングスタートを試みると、路面温度が低く、タイヤが冷えた状況では、4MOTIONと19インチのSportContact6を備えていても、一瞬トラクションコントロールが効くほどの強大なトルクを示す。そして、スポーティなエキゾーストノートを伴いながら、バケットシートに押しつけられるような鋭い加速を味わうことになる。

「VWR DSG Paddle Shift Replacements」(3万2000円)を操作し、さまざまな条件でそのレスポンスを試してみるが、どんな回転数からでも、アクセルペダルに乗せた右足に力をこめるだけで間髪入れずにエンジンが勢いづき、レブリミットの6500rpmまで淀みなく吹け上がるのは見事というしかない。

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その際の力強さは、ノーマルの2.0 TSIとはまるで別モノ! しかも、OEM+によるECUチューニングは20万円を切る価格で提供されるといい、施工後にStage 2に移行することも、ノーマルに戻すこともできるというから、ゴルフ7Rのポテンシャルを引き出したいと考えるオーナーは、このOEM+を見逃すわけにはいかないだろう。

パワーは異なるものの、ゴルフ7GTIでも同様のチューニングが可能。また、これらのアイテムのなかには、MQB車両向けに開発されたものが多いので、たとえばアウディS3を、OEM+とPerfect Intake Systemによりパワーアップすることも可能である。

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天候に恵まれなかったことからワインディングロードでのドライブは"おあずけ"となったが、それでもゴルフGTIに迫る俊敏さを垣間見ることができた。

チューニングパーツの高い機能に加えて、その信頼性や仕上がりの美しさにも徹底的にこだわったRacingline Performance Parts。今回紹介した以外にも、高機能のチューニングパーツから写真のようなエンブレム(近日発売)までさまざまなアイテムが揃っているので、ゴルフ7RやゴルフGTI、アウディS3など、MQBモデルのパフォーマンスアップを考えている人は、ぜひそのラインアップをチェックしてほしい。

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(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Hisashi Uemura)

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