エンジン専用コーティング剤「REWITEC PowerShot」を愛車に投入した人に、REWITECを選ぶ理由を伺います。第2回は、フォルクスワーゲン/アウディファンのための専門ショップ「maniacs」でシニアメカニックを務める熊澤秀樹さんです。

※取材協力=maniacs STADIUM

“VR6”がずっと好きだった

今回登場する熊澤さんは、メカニック歴36年という大ベテラン。とくに、フォルクスワーゲンやアウディに関しては豊富な経験をお持ちです。

1986年に神奈川県内の自動車整備の専門学校を卒業し、県内のトヨタ系ディーラーでそのキャリアをスタートした熊澤さんは、1999年にフォルクスワーゲン/アウディの老舗ショップ「COX」に移り、その腕をさらに磨くことに。2003年には「Audi Sport Japan Team Goh」の一員としてルマン24時間レースも経験しました。

その後、maniacsに移り現在に至りますが、熊澤さんを頼ってmaniacsを訪ねるお客さまも多く、実は私自身も20年以上、フォルクスワーゲンやアウディの面倒を見てもらっています。

そんな熊澤さんの愛車の一台が“ビスケーブルー”のボディカラーが鮮やかな「Passat Variant R36」です。

「Golf GTIやGolf Rは特別なクルマのはずなんですが、maniacsでは見慣れているせいか、普通のクルマに思えてしまうんです(笑) それで、特別なクルマを……と思って手に入れたのが、このPassat Variant R36です」(熊澤さん)

Passat Variant R36は、フォルクスワーゲンのプレミアムスポーツ「Rシリーズ」の頂点ともいえるハイパフォーマンスモデル。その心臓部には「VR6」と呼ばれるフォルクスワーゲン独自の3.6L 6気筒エンジンが搭載され、最高出力は220kW(299ps)、4MOTIONと呼ばれる4WDシステムとの組み合みあわせで、0-100km/h加速5.8秒を誇ります。

「実は、3代目Golfに搭載されてから、VR6エンジンがずっと好きでした! 回転を上げるときの音とフィーリングは、このエンジンでしか体験できないもの。本当に魅力的なエンジンだと思います」(熊澤さん)

そのVR6を積むPassat Variant R36を約10年前に中古で購入することになります。

「Passat Variant R36では、VR6のさらに強化されたトルクやパワー、高回転まで気持ちよく回るフィーリングを乗るたびに楽しんでいます」(熊澤さん)

貴重な愛車とエンジンを長持ちさせるために

エンジンのダウンサイジングが進み、この先、GolfやPassatに6気筒エンジンが搭載される可能性はほぼ無いに等しいことを考えると、3.6L VR6が積まれるPassat Variant R36は貴重な存在。それだけに、熊澤さんもこのPassat Variant R36を長く大切に乗り続けたいと考えています。

「10万kmの中古車を買って、いまオドメーターの数字は15万kmくらい。とても気に入っているだけに、少なくとも20万kmになるまでは乗り続けたいと思っています。R36のVR6エンジンはオイルや冷却水をきちんと管理しておくくらいしか手がかからないのですが、REWITEC PowerShotの使用により、エンジンのクランクシャフトやカムシャフトの表面をコーティングして損傷を修復したり、新たな損傷を防止することで、VR6らしいフィーリングがこれから先も長く楽しめるのではないかと期待しています」(熊澤さん)

惚れ込んだVR6エンジンと対話するひとときを、この先も大切にしたいという熊澤さん。その願いを叶えるお手伝いをしてくれるのが、REWITEC PowerShotなのです。

(Text & photos by Satoshi Ubukata)

■関連リンク
大切な愛車に長く乗るための「REWITEC」(前編)
大切な愛車に長く乗るための「REWITEC」(後編)
REWITEC