まもなく新型が登場するはずのゴルフ。ということは、いまの新車が、いわゆる”最終モデル”ということになります。通は最終モデルを買うとよくいわれますが、この「ゴルフ マイスター」もそんな一台のようです。

最終モデルの魅力としては、クルマとして熟成された、完成度の高さが挙げられます。さらに、特別仕様車として用意される「マイスター」の場合、充実した装備でお買い得感も高く、いろんな意味で狙い目のクルマということができるでしょう。

さらに、ここにきて、これまでは限定車にしか装着されなかった“ディナウディオ サウンドシステム”が7万5600円で選べるようになったのは、現行のゴルフ乗りにとってはうらやましいかぎりです。

今回は、ゴルフ ヴァリアントTSIハイライン マイスターに、プレミアムサウンドシステム“DYNAUDIO”/レザーシートパッケージを装着した車両を借り出しました。

1.4 TSIの走りは、相変わらず十分な加速と軽快感ある動きが心地よく、とても高い完成度。正直言って、「あえてモデルチェンジしなくてもいいのでは?」と思うほど。マイルドな乗り心地なのに、街中から高速まで落ち着いた動きを見せるのも魅力です。

今回は高速を中心に800kmほど走りましたが、好きな音楽をきれいな音で楽しみながらのドライブは、移動時間というよりも休息に近いイメージです。燃費も、高速をおとなしく巡航すれば20km/l台をマークし、文句のつけようがありません。

別の機会に、ゴルフGTIパフォーマンスに乗る機会がありましたが、こちらの完成度も非常に高く、最終モデルの魅力を実感しました。

ゴルフ8がどんなクルマに仕上がってくるか楽しみですが、最終モデルを買うという選択肢も捨てがたいと思いました。

(Text by Satoshi Ubukata)