■ Tommy (Japan)
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開くドア、サスペンションを兼ねた車軸など、トミカの特徴はそのままに、スモールテールの初代ゴルフがカチッと再現されています。シャープに表現されたフロントグリルの銀モールが素敵です。
若干、ホイールベースが長く感じますが、ご愛嬌でしょう。
写真には、比較のためにMatchBoxのゴルフ（銀のヤツ）を置いています。これは、純日本製のトミカゴルフが左ハンドルなのに対して、イギリス産のMatchBoxが右ハンドルであることが面白いと思い並べました。英国は右ハンの国であり、VWもFordも実車は右ハンなのです。
対する日本は、外車＝左ハンのイメージが強かった故、ミニカーであっても左ハンを選んだのでしょう。トミカの箱には「外国車シリーズ」って書いてありますし。（私が知るところ、かなりの数のゴルフミニカーを見て来ましたが、右ハン仕様はこのサイズのMatchBoxだけです。）
◆ das kleine Golfgang（ダス クライネゴルフガング）は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。