優れたシャシー性能や高い効率を誇るTSIエンジン+DSGなどにより高い評価を得てきた5代目ゴルフ。これをベースに、デザインのみならず、すべての部分に改良の手を加えることで、新しく生まれ変わったのが6代目となる新型ゴルフだ。
パワートレインは、1.4L TSIエンジンと7段DSGの組み合わせ。エンジンは、ターボのみを装着する"シングルチャージャー"(122ps)とターボとスーパーチャージャーを組み合わせた"ツインチャージャー"(160ps)のふたつが用意される。
ラインアップはシングルチャージャーTSIを積む「ゴルフTSIコンフォートライン」と、ツインチャージャーTSIの「ゴルフTSIハイライン」の2グレードで、10・15モード燃費はそれぞれ16.8km/L、16.2km/Lを誇る。価格はTSIコンフォートラインが275万円、TSIハイラインが312万円。
なお、フォルクスワーゲン グループ ジャパンはゴルフ6の発売にあわせて、新しいメンテナンスプログラム「Volkswagen Professional Care(フォルクスワーゲン プロフェッショナル ケア)」と「New Service Plus(ニューサービスプラス)」を導入すると発表した。プロフェッショナル ケアは新車登録から3年間、法定1年点検やメーカー指定点検、定期交換部品の交換工賃が無償となるプログラム。また、ニューサービスプラスは、プロフェッショナル ケアで対象となる部品やその他の消耗部品を定額(3万9000円)でパッケージするものだ。「輸入車はお金がかかる」というユーザーの不安を払拭するにはおおいに役立つに違いない。
(Text By S.Ubukata)