足元がきれいになったところで、いよいよボディをピカピカにしていきます!  一番目につくところなので、気合いを入れて洗います。


前回はホイールとタイヤをピカピカにしましたが、今度はいよいよボディをピカピカにしていきます。単純に「洗剤をスポンジに付けて擦って流せば大丈夫!」というイメージしか抱いていなかった私ハリー.......しかし、実際にプロのワザを目の当たりにすると、そんな考え方をしていた自分が恥ずかしいかぎりです。

では、早速スタートです。今回も東京・六本木にあるル・ガラージュ(Le Garage)の店長の林さんとスタッフの上村さんにレクチャーしていただきました。使用するカーケア商品は、前回同様「グリオズ・ガレージ」(GRIOT'S GARAGE)です。

まずは、ボディに水をかけてボディの表面にあるホコリや汚れを落としていきます。暑い日の場合はボディ温度を下げる効果もあるので、しっかり水をかけていきます。

ちなみに風の強い日や温度が高い日は、ホコリが付きボディを傷つけやすい他、水垢が付きやすいので避けるのが賢明です。
ボディを水で洗い流した後は、いよいよ汚れを落としていきます。

使用するのは、左手で持っている「カーウォッシュ」と、赤い色のバケツ「アルティメット カーウォッシュバケツ」です。「あれ!? バケツを使うんですか?」なんて思いながら、林店長のレクチャーの元、準備をしていきます。

まずカーウォッシュをアルティメット カーウォッシュバケツの中に投入。規定の量まで入れた後は、勢いよく水を入れて泡立たせます。するとどんどん泡が立ってくるではありませんか!

ここで林店長より「ボディは泡で洗うものなんですよ!」と教えていただきました。そうなんですか! それでこんなにも泡立たせていたんですね。

また「マイクロファイバー ディテーリングミット」を使用すると、汚れを落とす際にボディを傷つけにくくなるとのこと。私ハリー、初めて使うので興味津々!

林店長のレクチャーどおり、泡をマイクロファイバーディテーリングミットにつけて、ルーフから汚れを落としていきます。するとどうでしょう、マイクロファイバーと泡で優しく洗うだけなのに、汚れがどんどん落ちていくんです! 今までスポンジで擦っていたのとは大違い。いやぁ、驚きですね! しかもこのカーウォッシュは塗装に優しく、ワックス分を保ったまま、汚れだけを落としてくれます。なので、コーティングをされている方も安心してお使いいただけるそうですよ。

水で流した後は拭き上げです。ここで使用するのが、「マイクロファイバー ドライタオル」と、「スプレーオンワックス」です。

注目はこのタオルのカタチ! こんなカタチなので、面倒な拭き上げがスピーディにできそうです。

写真を見てもらうと「なるほど!」と思っていただけるかと思いますが、タオルの端のポケットに手を入れることができるんです。これで両手を使って拭き上げれば、作業がスピーディに行えます。もちろん両端にポケットが付いてるので、片方が濡れても反対側でもう一度拭けばOK!  なんて便利なタオルなんでしょう!


なお、今回は吹き上げと同時にワックスがけをするという技を林店長に教わりました。やり方はとても簡単! 拭き上げを行う前に「スプレーオンワックス」を吹きかけておくだけ。これで、拭き取りと同時にワックスがけもできるので楽チンなんだとか。林店長にお手本を見せていただきながら優しくボディを拭き上げていきます。拭いていくとどんどんボディが光って美しくなってきました! これにて、洗車は終了です。


洗車が終わり、少し広いスペースにバリー君を動かしてみましたが........美しいの一言。納車のときのバリー君の姿を思い出してしまいました。ワザありの洗車でこんなに美しくなるなら、私ハリー頑張るしかありません!(親バカ?)


最後に美しくなった我が子......バリー君と、林店長、上村さんの3人で記念撮影。本当にありがとうございました!

林店長、上村さんのおふたりは、普段は店舗にいらっしゃいますので、皆さんがもし店舗を訪れるチャンスがあれば、今回使用した「グリオズ・ガレージ」をはじめ、カーケアーグッズやアクセサリーなど、お気軽にご相談ください。また、オンラインショップも要チェックですよ。

さて、次回は、なんと私ハリーとバリー君がサーキットデビューをしてしまった(!?)という内容です。舞台は、あの国際サーキット! どうぞ、お楽しみに!

■取材協力
ル・ガラージュ(Le Garage)
web page: http://www.legarage.jp/
online store: http://www.legarage.jp/shop/



窓ガラスやボディに鳥の糞が付いてしまった........よくあることですよね。そんなときに綺麗に落とせる小技を教えていただきました。

使用するのは、「スピードシャイン」。これを糞にかけて水分を多く含ませます。固まったまま拭いたりすると綺麗に拭き取れないのと、ボディや窓ガラスを傷つける可能性がありますので避けたほうが良いそうです。

充分にふやかしたあと、乾いた柔らかいクロスで拭き取ります。できれば糞がついたあとすぐに拭き取るのがおすすめですが、写真のように乾燥してしまった場合は、しっかり水分を含ませると綺麗に取ることができますよ!
(Text by Harry / Photos by H.Uemura)