早くもオイル交換時期を迎えたバリー君。作業の様子を特別に見せていただきました!

私ハリーの相棒"バリー君"、毎日自宅と8speed編集部までの往復や土日のレジャーなんかで楽しく運転しています......が、気づけば走行距離が15,000kmに到達。このペースで年間の走行距離を計算すると、ちょっと凄い数字になりそうです。

でもそれは、ゴルフヴァリアントをはじめフォルクスワーゲン車が、ふだん使いからレジャーでの長距離移動まで楽しく快適だから。しかも安全であることを考えると、私にとっても同乗者にとっても、本当に購入してよかったクルマだと思っています。

さて、本題ですがオイル交換時期に到達したので、バリー君を購入した「15,000kmを超えたところで「今すぐオイル交換をして下さい!」というメッセージがマルチファンクションインジケーターに表示されていました。こうして教えてくれるとうっかり忘れることがないので、とても助かります。
ちなみに15,000kmに近づくと「◯◯◯kmでオイル交換」なんて表示も出るので、ディーラーで整備予約をするのに便利ですよね!


さて、ディーラーで受付を済ませたあと、まずはサービス担当者と一緒に実車を確認します。今回はオイル交換でしたが、例えばボディをぶつけてしまったとか、◯◯から音がするなど、いろんな状況で入庫するわけですから、実際にクルマを見ながら確認することは大切ですよね。担当者と私ハリーが一緒にクルマを1周し、プロの目からキズや異常がないかを確認してもらいました。特に問題なく、とりあえずひと安心。そのまま整備スペースへ移動です。バリー君いってらっしゃい!

整備スペースではサービス担当者から整備担当のメカニックへと作業内容を引き継ぎを行います。
ふだんは入れない場所ですが、今回は特別に許可をいただき作業を見させていただきました。

最初に下まわりのチェックを行います。いつも見る機会がないので同時に見せていただけるのはうれしいです。特に異常もなく、オイルパンがある箇所のカバーを外していきます。

オイルパンにはオイルを抜くボルトがあり、そこを外すと勢いよくオイルが出てきました。まだひどく汚れてはいないとこのことでしたが、15,000kmも走ればこれくらい色が付くんですね。


オイルを抜いたあとに、オイルフィルターを交換します。メカニックが手にしているグレーの部品がオイルフィルターです。コラードのオイルフィルターとは大違いですね!


オイルフィルター交換後に新しいエンジンオイルを注入します。ゴルフヴァリアントは5リットル入りました。これでバリー君もさらに気持ちよく走ることができそうです。よかったね、バリー君!


ここでさらに作業が。Volkswagen New ServicePLUSのメンテナンスサービスがいくつかあるのですが、その中で今回はウォッシャー液追加をお願いしました。ウォッシャー液を使う頻度にもよりますが、私ハリーはなにかとウォッシャー液使うので、このVolkswagen New ServicePLUSで無償で補充できるので大助かりです。純正のウォッシャー液を入れていただけるので安心ですよね。

さらに冷却水の補充をしていただきました。他にもエンジンオイルの補充や、キー電池の交換なども消耗品として必要時に行っていただけるので安心ですね。ちなみに全国の正規ディーラーであればどこでもこのプログラムを使用できるのも魅力です。

あっという間にオイル交換とウォッシャー液/冷却水の補充が終わり、作業完了.......と思いきや、ここで、担当したメカニックさんではない別のメカニックさんが登場。作業した内容を確認し、問題なく行われていたか二重でチェックをしていました。実はオイル交換時もオイルを抜いた後にボルト締めを別のメカニックさんが確認をしており、二重チェックが徹底しておりました。これはフォルクスワーゲン池上での取り組みとのことですが、二重確認をすることでヒューマンミスを軽減させる良い取り組みですね!

最後は専用テスターを使用してクルマの情報をチェック。作業した内容など反映させて、次回の整備のタイミングがしっかりわかりようにしていただき、作業は終了となりました。
サービス担当者とともに本日行った作業内容を書類で確認。また整備をしたメカニックよりクルマに関して何か気づいた点があれば、このときに報告があります。今回は次回1年点検の整備の案内があり、その際にタイヤの空気の中に窒素ガスを入れるのをお勧めされました。いろいろとメリットもあるんだとかで、詳細はまた1年点検時のレポートにてお伝えします。
今回は特別に作業風景も見ることができましたが、整備前の実車のチェック、作業時の二重チェック、作業後の内容の説明や次回の整備案内、アドバイスと、純粋にいちオーナーとして満足いく内容でした。もちろんプロショップにはプロショップのメリットもありますが、正規ディーラーだからこそできる内容もありますし、せっかく有償の付帯サービスに加入していることもあり、これからもお世話になりそうです。

なお、今回交換したフォルクスワーゲン純正オイルについて、サービス担当者に特徴を聞いてみました。やはり気になるのが交換頻度。国産車に比べてどうしてそんなに交換頻度が少ないかというと、フォルクスワーゲン純正100%化学合成オイルは国産車に使用されることが多い鉱物オイルに比べて劣化がしにくいそうです。そのため、15,000kmまたは1年に1度交換を行うというのが、理想なんだとか。ヨーロッパ基準では走行距離がもう少し長いそうですが、日本はストップ&ゴーが多いため、この基準で案内しているそうです。なるほど!オイル劣化が少なくて交換頻度が減れば、お財布にも優しいし廃油を処理する回数も減るため環境にも優しいですね。

オイル交換したあとは、ディーラーから帰り道で加速感がよくなったのと、エンジンのレスポンスが良くなったような気がしました。エンジンオイルをリフレッシュしてもらってバリー君もご機嫌だったのかもしれませんね! これからも行くぜ、バリー君(笑)

ところで、2年に一度開催される「東京モーターショー2015」に私ハリーも行ってきました! 最新モデルの数々に加えて、フォルクスワーゲンに関わるパーツのサプライヤーもチェックしてきました。実はすごいテクノロジーが隠されているかも!? ということで次回は、モーターショーレポート。知らないことが多かっただけにたっぷり1日滞在した成果をお伝えします。乞うご期待ください!



フォルクスワーゲン池上
〒146-0082 東京都大田区池上8-19-14
TEL : 03-5700-1711  FAX : 03-5700-1731
営業時間 : 10:00-19:00
定休日 :火曜日
Web page: http://www.volkswagen.jp/ikegami/
Staff blog : http://www.vw-dealer.jp/blog/vw_ikegami/




今回オイル交換時に有償ではありますが、2つのメンテナンスメニューの提案があり、試してみることにしました。


まずはこちら「Volkswagen エンジンシャンプー」。効果としてはエンジンの負荷が大きい走行をすると、エンジン内部に"スラッジ"が蓄積してしまいます。そこでこのシャンプーを注入し、オイル交換を交換を行うことで、蓄積したスラッジを除去してくれるというもの。特に街中走行でストップ&ゴーを繰り返すような走行などでは蓄積しやすいとのことなので、私ハリーも該当者の1人。直接目で見て効果を見ることはできませんが、純正パーツとして取り扱いがあるので安心して使用できますね!


もう一つが「フォルクスワーゲン純正燃料添加剤フューエル・アディティブ」というもの。こちらもエンジン内のスラッジを除去するものですが、エンジンだけでなく、燃料室内や排気系がクリーンになることで、燃費向上やエンジンノイズ軽減などの効果が期待できるとのことです。ガソリン残量によって注入する量が異なるそうで、2種類(写真左上)のうち、バリー君には左側の小さい方を注入。こちらは定期的に給油前に注入するのが良いということなので、またしばらくしたら入れてみようかと思います!

どちらもフォルクスワーゲン純正品なので、気になった方はぜひフォルクスワーゲン正規ディーラーへご確認くださいね。

(Text by Harry / Photos by H.Uemura)