2026年5月15日〜17日、宮城県のスポーツランドSUGOで「Japan Cup 2026 Round 1&2 SPORTSLAMD SUGO」が開催され、GT3 Pro-Amクラスに参戦した#9 BINGO RACING with LM corsa/Porsche 911 GT3 Rがレース1で3位、レース2では優勝と、2戦連続の表彰台を獲得した。
GTマシンによるスプリントレースシリーズとして年々人気が高まるJapan Cup。2026年も、昨年同様、スポーツランドSUGO、富士スピードウェイ、岡山国際サーキット、鈴鹿サーキットで4大会8レースが開催される。
シーズン開幕となるスポーツランドSUGOには、GT3クラス:13台、GT4クラス:3台の計16台がエントリー。このうち、総合優勝が狙えるGT3 Pro-Amが9台を占めている。
Volkswagenグループ傘下のブランドでは以下の4台が参加した。
- #9 BINGO RACING with LM corsa/Porsche 911 GT3 R[GT3 Pro-Am]……武井真司/笹原右京
- #19 The Spirit of FFF Racing/Lamborghini Huracan GT3 EVO2[GT3 Am]……大蔵峰樹/濱口 弘
- #27 AWD Racing/Audi R8 LMS GT3 EVO II[GT3 Pro-Am]……Jesse Swinimer/Jake Parsons
- #82 ZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD./Porsche 718 Cayman GT4 RS CS[GT4 Pro-Am]……牧野善知/末廣武士
#9 BINGO RACING with LM corsa/Porsche 911 GT3 R
#19 The Spirit of FFF Racing/Lamborghini Huracan GT3 EVO2
#27 AWD Racing/Audi R8 LMS GT3 EVO II
#82 ZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD./Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Race 1
5月17日、10時30分から晴天のもと行われたレース1は、Q1を担当したジェントルマンがスタートドライバーとしてグリッドについた。
2周のフォーメーションラップを終えた後、ポールポジションスタートの#1 Hitotsuyama with CORNES RACING/Ferrari 296 GT3の都筑晶裕が1コーナーでリードを守り抜いて、クリーンなスタートからレースがスタート。全車トラブルフリーで早速、#1 Hitotsuyama with CORNES RACINGと#24 Max Racing/Mercedes-AMG GT3 Evoの柴田優作がじわじわと後方を引き離しはじめた。
ピットウィンドーオープンとなる35分経過地点まで、前方でも大きな動きはないなか、#24 Max Racingを除いて全チームがピットイン。レースをリードする1号車に対してオーバーカットを狙った#24 Max Racingの戦略は狙いが外れ、ピットイン前と同じ順位で上位2台が引き続きレースをコントロールしていった。
GT3 Amクラスの#19 The Spirit of FFF Racing/は濱口 弘へのドライバーチェンジを終えて3位を走行するが、上位のGT3 Pro-Amクラスの#88 miracolo TOKYO/McLaren 720S GT3の山下健太と#9 BINGO RACING with LM corsaの笹原右京にオーバーテイクを許し、そこからは現役SUPER GT GT500クラスとSUPER FORMULAを戦う国内トップドライバーの白熱の表彰台争いが始まった。
#9 BINGO RACING with LM corsaの笹原はファステストラップを刻んだ後に、着実に#88 miracolo TOKYOの山下とのタイム差を縮め、0.5秒圏内まで追い詰めた。コーナーで速いポルシェに対して、ストレートが速いマクラーレンの攻防戦は、手に汗を握る展開となった。
前方では#1 Hitotsuyama with CORNES RACINGの川端伸太朗が安定したペースでリードを完全に守り切り、トップチェッカーを受け、開幕戦で優勝を飾った。2番手には#24 Max Racingがつけて、フロントロウの2台は別次元の安定性でレースをコントロールしていた。
#88 miracolo TOKYOの山下と#9 BINGO RACING with LM corsaの笹原の争いは、山下が逃げ切り、山下がJapan Cupデビュー戦で表彰台を獲得。わずかに後方でゴールした笹原だったが、これによってレース2ではサクセスペナルティを科されることなくポールポジションスタートできる状況となった。
総合5位フィニッシュでGT3 Amクラス優勝を飾ったのは#19 The Spirit of FFF Racing/Lamborghini Huracan GT3 EVO2の濱口/大蔵ペアで、Japan Cup復帰戦で頭ひとつ抜けたパフォーマンスでクラスを制した。
#27 AWD Racingは予選Q1走行中にギヤボックスのトラブルが発生し、Q2も不出走。それでも、決勝では総合9番手で完走を果たしている。
GT4クラスは#82 ZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD.がポールトゥウィンで見事なクラス総合優勝を記録。#44 POP RACE/Mercedes-AMG GT4のKelvin Ho/織戸織戸茉彩もGT4 Amクラス優勝を飾った。
Race 2
5月17日、15時30分からレース2がスタート。午前のレース1に引き続き晴天に恵まれ、Q2を担当したプロドライバーらがステアリングを握る。
ポールポジションからスタートの#9 BINGO RACING with LM corsaの笹原はレース1を4位で終えたため、サクセスペナルティが科されることなく最も有利な状況で挑んだ。
しかし、1コーナーでリードを奪ったのはレース1で優勝を飾り2番手スタートの#1 Hitotsuyama with CORNES RACINGの川端だった。ところがスタート時に違反があったとして10秒のタイムペナルティが科されることとなった。
それにより、事実上のリードは#9 BINGO RACING with LM corsaが握った状態でレースがスタート。それでも#1 Hitotsuyama with CORNES RACINGはコース上での首位は維持した形でピットストップをウィンドーまで引っ張った。
そんななか、GT4クラスのトップ争いが激化。リードを走る#82 ZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD.に#11 AKILAND RACINGが激しい攻防戦を何ラップにも渡り続けていた。マシンとコースの特性上、なかなかオーバーテイクができない状況であったが、ピットウィンドーがオープンしたレース残り28分時点で悲劇が起きた。
前述の#1 Hitotsuyama with CORNES RACINGと#9 BINGO RACING with LM corsaの猛攻が、GT4クラスの争いに青旗状態で追いつき、GT4の2台はできるだけタイムをロスしないよう努めた。しかし、#11 AKILAND RACINGがイン側を譲り#1 Hitotsuyama with CORNES RACINGを通したところに続いて#9 BINGO RACING with LM corsaも進入。サイドバイサイドでコーナーを旋回する形となり、#82 ZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD.はアウト側に膨らみ不運にもコースアウトしてしまい、#11 AKILAND RACINGにリードを許した。
その後、ピットウィンドーがクローズし、全チームドライバー交代を終えたころに#44 TEAM POP RACEと#97 K-tunes Racingにそれぞれトラブルが発生。フルコースイエローが導入されたが、後にセーフティーカー状態となった。
レース残り12分程度のところでリスタートされ、順位は#9 BINGO RACING with LM corsa、#88 miracolo TOKYO、#24 Max Racingの順位でトップ3争いが繰り広げられた。
三つ巴の戦いが動いたのは、#88 miracolo TOKYOが#9 BINGO RACING with LM corsaのオーバーテイクを狙い、体制を崩した隙をついた#24 Max Racingが3コーナーで2番手に浮上した瞬間だった。その後も激しい争いは続いたが、#9 BINGO RACING with LM corsaが懸命なディフェンスでなんとかリードを守り抜いた。
その後方では、今度は激しい4番手争いが繰り広げられていた。#555 MAEZAWA RACING、#1 Hitotsuyama with CORNES RACING、そして#19 The Spirit of FFF Racingがバトルするなか、最終的にこのの順位でゴール。結果的にトップ6が3秒程度以内に収まる接戦となった。#19 The Spirit of FFF RacingはこれでGT3 Amクラス2連勝を飾り、早速タイトル候補に名乗りをあげた。
#27 AWD Racingは総合7番手で完走した。
GT4クラスは#11 AKILAND RACINGがリードを守り抜き、#82 ZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD.が続いた。#44 TEAM POP RACEもレースに復帰し、チェッカーを受けた。
次の第2戦は、7月10日〜12日に静岡県の富士スピードウェイにおいて、GT World Challenge Asia powered by AWSとの併催となる。
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Michinao Ishibashi)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。