先日、試乗会で新型Audi TTをドライブしたことをここに書きました。その後、TT Coupe 2.0 Tqを借りて、なんとか試乗記が完成......遅くなってごめんなさい。 シルバーウィークをまたいで借りたのですっかり情が移ってしまい(!?)、返却日が近づくにつれ名残惜しさは増す一方でした。サイズはちょうどいいし、運転も楽しいし。

そして、返却の日。試乗会で乗れなかったTT Roadsterに乗り換え。写真と同じ仕様のTT Roadster 2.0 TFSI quattro、レザーパッケージ装着車です。お値段は605万円(車両本体)+60万円(レザーパッケージ)+メタリックペイント(8.5万円)=673.5万円です。


私はレザーシートにはこだわらないのですが、このファインナッパレザーのSスポーツシートを見てしまうと心が揺れますね。それに、冬場を考えるとシートヒーターがほしいし(ファブリックシートには設定なし)、オプションのエアスカーフ(このクルマには未装着)はレザーパッケージにしか付かないし......。ファブリックシートにシートヒーターとエアスカーフが付けばいいのに......。

それはさておき、運転してみると、旧型にも増してボディ剛性が高まっているのがすぐにわかります。こんなしっかりしたオープンカーにはなかなかお目にかかれません! しかも、ルーフを開けてもかなりしっかりしています。

クーペの2.0Tqより100kg重いのですが、230ps/370Nmの2.0 TFSIエンジンのおかげで物足りないなんてことは全然なく、ハンドリングも十分スポーティです。乗り心地も少しマイルドになり、毎日乗るにはそのほうが好都合かも!?


気になった部分はというと......いまどきのロードスターとしてはオープン時の風の巻き込みが大きめなこと。ウインドブロッカー(7万円)というオプションが用意されているのでぜひ試してみたいものです。それから、クーペもそうですが、後方視界があまり良くないので、リヤビューカメラ(アシスタンスパッケージに含まれます)があるといいなと思いました。

ということで、オープンカー好きの私としては、クーペもいいけど、ロードスターはさらにいい! どんな仕様にしたいかというと......シートヒーターとエアスカーフは諦めるとして、ウインドブロッカー(7万円)とアシスタンスパッケージ(24万円)に、マトリクスLED(14万円)とB&Oサウンドシステム(13万円)、メタリックペイント(8.5万円)をつけて、〆て671.5万円!


以上、締切に追われているときの妄想でした(笑)

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Audi Japan)