2014年11月14日、Audi AGは新しいAudi A1/A1 Sportbackの写真を公開した。

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2010年のデビュー以来、50万台以上が販売されたAudi A1シリーズがマイナーチェンジを実施する。

その詳細は明らかになっていないが、エクステリアデザインのリニューアルや新エンジンの追加などがハイライトとなる。


写真からもわかるように、新しいフロントエンドは、ヘッドライトやバンパーのデザインが変更されている。ヘッドライトに関しては、日本でも発売となったAudi S1/S1 Sportbackと同じデザインを採用し、よりシャープな印象を与えている。どうやら、Audi S1はAudi A1のマイナーチェンジを先取りしていたようだ。

リヤエンドもテールライトのデザインがAudi S1と同じになり、リヤディフューザーの装着とあいまってスポーティさを強めている。

一方、インテリアは基本的には変更前のデザインを踏襲しているが、これまでとは異なるインテリアパッケージやパーツを用意して、カスタマイズ性を向上している。


エンジンはガソリンが4タイプ、ディーゼルが2タイプ用意されるが、注目はAudiとして初めて3気筒エンジンをラインアップしたこと。3気筒直噴ターボの1.0 TFSIは、最高出力95psを発揮する一方、100km走行あたりの燃料消費率は4.3L(=23.3km/L)を達成する。一方、1.4 TDI(90ps)なら、100km走行あたりの燃料消費率は3.4L(=29.4km/L)だ。

パワーステアリングが電動タイプに変更となり、オプションでアウディ ドライブセレクトや可変ダンパーが選べるのもAudi S1と同様である。


Audi S1/S1 Sportbackはマイナーチェンジ後も引き続き設定される。2.0 TFSIの最高出力、最大トルクは231psと370Nmで、これは従来と同じ数字だ。

マイナーチェンジの詳細については、情報が入り次第またレポートする。

(Text by Satoshi Ubukata)