まずはエクステリアから。
先日、JAIA(日本自動車輸入組合)主催の試乗会でPI(=Product Improvement)、すなわち、マイナーチェンジしたAudi A3を試乗しました。そのときの印象はところで、アウディ ジャパンが設定する最近のモデルバリエーションは、
・ベースグレード
・sport
・Sモデル
というパターンです。これはドイツ本国のグレード展開に則したものです。ドイツでは「design」など他のバリエーションもあるのですが、日本ではその一部を導入していることになります。
前述のとおり、このベガスイエローのAudi A3 Sportbackはsportグレードで、さらに、オプションのS lineパッケージ(32万円)が装着されています。sportグレードが設定されるようになってからは、S lineパッケージはsportグレードでしか選べなくなりました。
S lineパッケージを選んだ場合、前後バンパーがよりスポーティなデザインになるとともに、サイドスカートや専用デザインのルーフスポイラーなどが装着されることによって、ベースグレードやsportに比べてさらにアグレッシブな印象になります。インテリアもS line専用のコンビシートやステアリングホイールが装着されます。
うれしいのは、オプションのLEDライトパッケージ(14万円)とバーチャルコックピット(4万円)がS lineパッケージに含まれていることで、実質14万円でS lineが手に入ると思うと、ちょっと得をした感じです。
自動ブレーキを含む「アウディ プレセンス フロント」とアダプティブクルーズコントロールは全車に標準装着。フロントナンバープレートの下にあるのがレーダーセンサーです。
オプションとして、「アクティブレーンアシスト」、「サイドアシスト」、「トラフィックジャムアシスト」、「リヤクロストラフィックアシスト、「ハイビームアシスト」を組み合わせた「セーフティパッケージ」が用意されていますが、現時点ではまだオーダーができない状態。当然、このクルマにも装着されていませんので、フロントウインドーにはカメラがありませんでした。
sportでは225/45R17タイヤが装着されるのに対し、S lineパッケージは1インチアップの225/40R18に。サスペンションは、sportがベースグレードより15mm低いスポーツサスペンションを装着するのに対し、S lineパッケージはさらに10mm、すなわち、ベースグレードよりも25mm低いS lineスポーツサスペンションになります。
sportでは225/45R17タイヤが装着されるのに対し、S lineパッケージは1インチアップの225/40R18に。サスペンションは、sportがベースグレードより15mm低いスポーツサスペンションを装着するのに対し、S lineパッケージはさらに10mm、すなわち、ベースグレードよりも25mm低いS lineスポーツサスペンションになります。
......と、こんな感じで、A3 PIをチェックしていこうと思っています。次回はライトまわりの話を予定しています。
(Text by Satoshi Ubukata)