代表を務めるのが横塚 章さん(下の写真の左)。28年前にお父さまが営む修理工場を継ぎ、J Factoryを立ち上げた。
「20歳そこそこの頃、ゴルフ1Ciに乗る機会があったんですよ。それまでは『ゴルフなんて』と馬鹿にしていたんですけれど、実際に試乗したら感動が凄すぎました。こんなクルマがあるんだと」。
その強烈な経験が効いたのか、ゴルフ1Ciを手に入れてお店を継ぐことに。そして、ヤナセの協力店としてフォルクスワーゲンをはじめとするドイツ車の基礎を学んでいく。
「私のクルマ屋人生は、フォルクワーゲンに始まり、フォルクスワーゲンで終わるんです!」
そんな言葉を口にするほど、横塚さんはフォルクスワーゲン(そしてAudi)に情熱を傾けている。
来店者は、Audiやフォルクスワーゲンなど、ドイツ車オーナーが中心。ガレージには国産GTカーを扱うショップに負けないようなアライメントテスターやタイヤチェンジャーなどが用意され、ドレスアップからエンジン/足まわりのチューニング、整備まで、オーナーのあらゆるニーズに応えている。
あえて「フォルクスワーゲン専門店」「Audi専門店」を名乗らないのは、お客さまとの関係を大切にしたいから。「お客さまが他メーカーのクルマに乗り換えても、それまで築いた関係を大切にしたいので」とは横塚さん。
その一方で、「フォルクスワーゲン専門」「Audi専門店」を名乗るショップを凌ぐ技術とノウハウを持つのがJ Factoryの自慢。実際、他のショップで満足しなかったお客さまがJ Factoryを訪ね、問題解決にいたることも間々あるという。
「フォルクスワーゲンやAudiの遊び方をお客さまに提案するのがわれわれの役目」という横塚さん。クルマへの情熱を忘れないフォルクスワーゲン、Audiオーナーにとって、強い味方になってくれるのは間違いない!