「ID.4 Pro Launch Edition」のある日常が戻ってきました。いまあらためて、その魅力を再確認しています。
5月の平均電費:6.5km/kWh
これまでの総平均電費:6.1km/kWh
4月末に愛車のID.4 Pro Launch Editionがわが家に戻ってきてから、もう一台の愛車である「Golf GTI」の出番はまったくなく、取材用の試乗車以外はID.4 Proばかりを運転していました。
あらためて運転してみて、「やっぱりいいクルマだなぁ」というのが正直な感想です。EVならではのスムーズで力強い加速や、走行時の静粛性の高さに加えて、Volkswagenらしい穏やかな乗り味が、ふだんづかいにはとても心地いいのです。
加えて、後席のスペースに余裕があるだけに、後席でPCを使った作業をするといったときにも快適に過ごせますし、広いラゲッジスペースのおかげで、たくさん荷物を積んで出かけるときにも困りません。
フロントシートにリラクゼーション機能がついていたり、標準のオーディオの音質が良かったりするおかげで、長時間の運転が苦にならないのもお気に入りのポイントです。
欲をいえば、通信機能がほしいとか、冬期の充電に役立つバッテリーヒーターがついていたらとは思いますが、トータルではとても満足度が高いID.4 Pro。いまはトラブルのことなどすっかり忘れて、ドライブを楽しんでいます。
ところで、先日、久しぶりに茨城県にある筑波サーキットに行った際、この1月から運用が開始された普通充電器を利用しました。
これまでは急速充電器が1基ありましたが、これに代わるかたちで、10基の普通充電器が設置されました。しかも、このうち2基が公共充電施設としては最速を誇る9.6kW充電器で、他の8基も6kWと、高出力で充電できるのが特徴です。
サーキットのように比較的長い時間滞在する場所では、急速充電器を30分使用してクルマを移動させるよりも、ずっと停めたままにできる普通充電器のほうが使い勝手がいいと思います。しかも、6kWや9.6kWであれば、バッテリー残量100%で帰ることも可能でしょう。
まずは9.6kW器で充電してみると、充電器側の表示で9.7kW、車両側では9.0kWの出力が確認できました。ID.4 Pro Launch Editionのバッテリー量は77kWhで、仮に残量20%から満充電にするのに約60kWh必要とすると、6時間40分充電すればいい計算です。
ただし、この9.6kW器は「EV充電エネチェンジ」のアプリでしか利用できないので、ご注意ください。一方、6kW器は「EV充電エネチェンジ」のアプリに加えて、e-Mobility Powerなどの充電カードが利用できます。私が利用している「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」のカードも使えるので、今回は9.6kW器で20分試したあと6kW器で充電し、満充電の状態で筑波サーキットをあとにすることができました。他のサーキットにも6kW/9.6kWの普通充電器が増えることを願います。
| 急速充電(分) | 普通充電(分) | 充電料金(円) | |
|---|---|---|---|
| 日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3) | |||
| プレミアム200 基本料金 | 6,600 | ||
| 急速充電(38.5円/分) | 95 | 3,658 | |
| 普通充電(3.3円/分) | 474 | 1,565 | |
| ▲急速充電無料分 | -3,658 | ||
| ▲普通充電無料分 | -1,565 | ||
| PCA | |||
| 基本料金 | 0 | ||
| 急速充電 | 0 | 0 | |
| その他 | |||
| 急速充電 | 19 | 1,315 | |
| 普通充電 | 20 | 176 | |
| 計 | 114 | 494 | 8,091 |
さて、自宅に充電設備がない私は、「e-Mobility Powerネットワーク」(以下eMP)の充電ステーションが利用できるZESP3の「プレミアムプラン」と、Volkswagen、Audi、Porscheのディーラーが用意する“超”急速充電器が使える「PCA(プレミアム チャージング アライアンス)」の都度会員プランを併用しています。
ZESP3のプレミアムプランには、急速充電の無料分により「プレミアム100」(無料分100分)、「プレミアム200」(無料分200分)、「プレミアム400」(無料分400分)があり、5月は走行が増えると予想してプレミアム200に変更しました。無料分は翌月にかぎり繰り越しできて、4月からの繰り越しは63分。5月はあわせて263分まで追加費用なしで急速充電が可能でした。
実際に利用したのは95分で、168分ぶんが6月に繰り越されます。6月も同程度の利用と予想し、プレミアム100にプランを変更しました。
(Text by Satoshi Ubukata)