2026年5月5日、Volkswagenは、パフォーマンスブランドのVolkswagen Rが2027年にニュルブルクリンク24時間レースへ参戦すると発表した。ブランド誕生25周年の節目にあわせたプロジェクトであり、モータースポーツへの本格回帰を示す取り組みとなる。

今回の参戦に向けて、VolkswagenはMax Kruse Racingと共同で、4WDの4MOTIONを備えた「Golf R」のレース仕様を開発する。すでにそのコンセプトを示すショーカー「Golf R 24H」が公開されており、2027年の実戦投入モデルの方向性を示唆している。

Volkswagen Rは、2002年に登場した「Golf R32」を起点とするパフォーマンスラインであり、同ブランドにおける最上位のスポーツモデルを担ってきた。ブランド名の「R」は「Racing」に由来し、モータースポーツとの結びつきはそのDNAに深く刻まれている。今回のニュルブルクリンク24時間レース参戦は、その原点を改めて強調する意味合いを持つ。

開発されるレース車両は、現行Golf Rをベースに、過酷なノルドシュライフェの条件に適合させた専用仕様となる見込みだ。詳細な技術内容は現時点では明かされていないが、同ブランドの責任者であるラインホルト・イーフェンツは、「ニュルブルクリンク24時間は実戦環境での最も過酷な試験であり、ブランドのパフォーマンスを証明する場である」と述べている。

なお、Volkswagenはこれまで「Golf GTI Clubsport」で同レースに参戦してきたが、今回のプロジェクトではGolf Rへと軸足を移し、新たな章に踏み出す。長年のパートナーであるMax Kruse Racingも引き続き参画し、チーム共同創設者のベンヤミン・ロイヒターが開発ドライバーとして車両の熟成に関わる。

今回の取り組みは、単なるレース参戦にとどまらず、競技環境で得られた知見を市販モデルへフィードバックする狙いもある。Volkswagen Rにとっては、ブランドのパフォーマンスイメージを再強化すると同時に、技術開発の加速を図る重要なプロジェクトと位置づけられる。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Volkswagen AG)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。