2026年2月16日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、日本国内のフォルクスワーゲン正規ディーラーにおけるバックオフィス業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため、株式会社ラクスと協働する取り組みを開始すると発表した。経費精算および請求書処理の効率化を通じて、ディーラーが営業や顧客対応といった中核業務に集中できる環境づくりを目指す。

今回の取り組みでは、ラクスが提供するクラウド型経費精算システム「楽楽精算」と、クラウド型請求書受領システム「楽楽請求」を推奨システムとして採用する。対象は全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで、フォルクスワーゲン グループのアウディジャパンにおいても同様の取り組みを実施する。

フォルクスワーゲン ジャパンによれば、紙書類の多重入力や拠点間での書類郵送など、従来型の事務作業が販売現場の負担となり、本来注力すべき業務時間を圧迫していることが課題となっていた。こうした背景を踏まえ、バックオフィスDX分野で豊富な導入実績を持つラクスのシステムを活用し、「経費精算」と「請求書処理」の両業務で改善を図る。

「楽楽精算」は、交通費や出張費などの申請から承認、精算までのワークフローを電子化するクラウド型システムで、2025年9月時点で累計導入社数20,000社を突破している。一方の「楽楽請求」は、紙やメールで受領した請求書をデータ化し、仕訳や振込データの自動生成までを行うことで、手入力作業と人的ミスの削減を実現する。

両システムは既存フローを大きく変更せず導入できる柔軟性を備え、各ディーラーの運用に応じた展開が可能とされる。単なるツール導入にとどまらず、業務フロー全体を見据えたシステム連携や運用提案、経理知識に基づく導入支援体制を組み合わせることで、着実なDXを推進していく考えだ。

フォルクスワーゲン ジャパンのブランドディレクター、マーティン ザーゲ氏は、日本市場を戦略的に重要かつ競争の激しいマーケットと位置付け、販売の最前線に立つディーラーネットワークの基盤強化が不可欠であるとコメント。現場が自動車の魅力を伝える中核業務に集中できる環境整備こそインポーターの重要なミッションであると強調した。

また、ラクス代表取締役社長の中村崇則氏は、ディーラーの多くが中小企業である点に触れ、「楽楽精算」「楽楽請求」による業務効率化は最も貢献できる領域のひとつであると述べた。両社の知見を融合し、事務負荷の軽減とディーラーの成長を支援する方針である。

フォルクスワーゲン ジャパンとラクスは、今回の協働を通じてディーラーの業務環境改善を継続的に支援し、顧客満足度向上や販売促進など売上拡大に直結する成長基盤の強化を図るとしている。あわせて、自動車販売業界全体のデジタルシフトを加速させる取り組みとして、今後も連携を深化させる構えだ。

(Text by 8speed.net Editorial Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。