ドイツのAuto Bild誌が、2026年に登場予定の新型車を一挙紹介! 一番の注目は?

※この記事は「Auto Bild JAPAN Web」より転載したものです。

Photo by B. Reichel

ほとんどのメーカーが内燃機関車の廃止日程をすでに決定していることは、2024年および2025年の新車情報からも明らかだった。マイルドハイブリッド、フルハイブリッド、プラグインハイブリッドなど、電動化されていない車は、新車ではほとんど見られなくなった。いくつかの例外を除き、この傾向は2026年も続くだろう。

注目は「ID.Polo」

今日のEVは、何よりもまず手頃な価格であることが求められている。Volkswagenは最近、「ID.3」でその目標を目指したが、基本価格が30,000ユーロ(約555万円)以上という状況では、さらに努力が必要であることは明らかだった。Volkswagenは、待望の「ID.Polo」でこのギャップを埋めることを目指しており、2000万台以上を販売した「Polo」を初めてEV化することになる。

Photo by Volkswagen

技術的には、このEVには、初めて電気式前輪駆動を採用した「MEB」モジュラープラットフォームの改良版「MEB+」が搭載される。さらに、37kWhと52kWhの2種類のバッテリーサイズと、116PSから226PSの出力が設定される。より強力なモーターは、2026年にデビュー予定のトップモデル「ID.Polo GTI」にのみ搭載される予定だ。

2026年にデビューする新車【Volkswagen】

Golf GTI Edition 50
Golf GTIは2026年に50周年を迎える。この記念すべき年に、第8世代には特別モデルが用意される。外観は通常のGTIと細部のみの違いにとどまるが、何よりも大きな違いは、より強力なパワーだ。Edition 50は4気筒エンジンから325PSを引き出し、調整されたサスペンションにより、走行性能も向上している。

Photo by Volkswagen

ID.3
Volkswagenは2019年にID.3(写真)という完全電気式のGolf派生モデルを発売し、2026年に第2世代が登場する予定だ。技術的には、操作性とアップデート性を高める新しいソフトウェアプラットフォームが採用される見通しで、航続距離と充電速度も向上する予定だ。

(Photo by Christoph Börries[AUTO BILD])

ID.Cross
Volkswagenは、EVをより手頃な価格にするために精力的に取り組んでいる。すでにID.PoloでEモビリティの普及を目指しており、さらにID.Crossという、より高性能でオフロード性能に優れたモデルも追加される予定だ。

Photo by B. Reichel

ID.4
現在のID.4は2020年から市場に投入されており、発売から5年余りが経過するが、2026年には後継モデルが登場する予定となっている。MEBプラットフォームを採用した2台目のEVは、ID.Tiguanという名称になるという噂もある。また、ID.5の生産終了についてもネット上で話題となっている。

写真はフェイスリフト前。Photo by Tom Salt[AUTO BILD]

2026年にデビューする新車【Audi】

Audi RS 5
ベースモデルおよびS5として、Audi A4の後継車はすでに発表されており、2026年にはAudi RS 5が最もスポーティな派生モデルとして登場する。ボンネットの下には、改良型2.9L V6エンジンを用いたマイルドハイブリッドシステムが搭載される。出力は最大520PSとされる。

Photo by B. Reichel

Audi Q4 e-tron
Audi Q4 e-tronは4年前から販売されており、来年にはフェイスリフトが実施される予定だ。

写真はフェイスリフト前。Photo by Christoph Börries[AUTO BILD]

Audi Q7
2026年には次世代Audi Q7も正式に発表される予定だ。この大型SUVはPPCプラットフォームを採用し、大部分が電動化される見通しである。

Photo by Bernhard Reichel

Audi Q9
2019年以降、AudiがAudi Q7およびQAudi 8シリーズよりもさらに大型で豪華なSUVを投入するという噂が流れている。3列シートで全長5.20mに達するQ9は、SUVの最高級クラスをターゲットとする可能性が高い。主な競合車種はBMW X7およびMercedes-Benz GLSだ。

Photo by B.Reichel

AudiのベーシックなEV
大型プレミアムモデルに加え、Audiは2026年に電気駆動の新しいエントリーモデルも発表する。このミニEVについては詳細が明らかになっていないが、Volkswagen ID.3をベースとしたAudi Q2の派生モデルになるとみられている。

Photo by Audi

2026年にデビューする新車【Porsche】

Porsche Cayenne Electric
内燃機関を搭載するCayenneに加え、新しいデザインの電気SUVも投入される。Cayenne Turboでは最大1,156PSを発揮する2つのバリエーションがまず発売される予定だ。市場投入時の価格は105,200ユーロ(約1,946万円)からで、最上位モデルは最低165,500ユーロ(約3,061万円)となる。高額ではあるものの、トップクラスの内燃機関車と比べると依然として安価といえる。

Photo by Porsche AG

(Text by Sebastian Friemel)