2025年12月26日、フォルクスワーゲン ジャパン(VWJ)はスマートフォン向けの無料レースゲーム「Volkswagen DRIVE CARnival(フォルクスワーゲン ドライブ “カー”ニバル)」の提供を開始した。提供開始日時は同日11時(予定)で、フォルクスワーゲン ジャパン公式ウェブサイトを通じてプレイ可能となる。ダウンロードは不要で、スマートフォンのブラウザ上で手軽に楽しめる点が特徴だ。

実在モデルを題材にしたレースゲーム

「Volkswagen DRIVE CARnival」は、Volkswagenの実在モデルを題材としたレーシングゲームである。プレイヤーは「Polo」や「T-Cross」、「ID. Buzz」などの車種から1台を選択し、コースを指定してレースに挑戦。走行タイムを競うシンプルな構成ながら、各モデルのキャラクターがゲーム内の挙動に反映されている点が特徴とされる。

車両ごとに設定された特性により、プレイヤーは操作感や走りの違いを体験しながら、自身の好みやプレイスタイルに合ったモデルを選択できる。実車のラインアップを“乗り比べる”感覚を、ゲームという形で再現した内容だ。

ライフスタイル提案を意識したデジタル施策

本ゲームは、Volkswagen車をより身近に感じてもらうことを目的に開発された。コンパクトカーからSUV、ステーションワゴン、さらにフル電動ミニバン「ID.Buzz」まで、同ブランドが展開する幅広いラインアップを、店舗内外を問わず気軽に体験できる手段として位置付けられている。

通勤や移動の合間、充電時間、待ち合わせまでの空き時間など、日常生活の“すきま時間”にプレイできる点も意識されており、短時間でも複数車種を試せる設計となっている。従来のカタログ閲覧やショールーム体験とは異なる、ゲームを起点としたブランド接点の創出を狙った取り組みといえる。

現時点で選択可能なモデルとコースは限定されているが、VWJによると、2026年2月末には新たなモデルおよびコースの追加が予定されている。これにより、継続的にプレイ要素を拡張し、長期的なユーザー体験の向上を図る構えだ。

「Volkswagen DRIVE CARnival」は、ゲームとしての娯楽性に加え、Volkswagenのブランドやモデル特性を自然に理解できる設計が特徴である。自動車メーカーが提供するデジタルコンテンツとしては、販売促進を前面に押し出すのではなく、「楽しさ」を起点にブランド理解を深めてもらう点に主眼が置かれている。

Volkswagen DRIVE CARnivalは下記のリンクからアクセス可能だ。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photo by Volkswagen Japan)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。