2025年10月31日、フォルクスワーゲン ジャパンは人気漫画『宇宙兄弟』(原作:小山宙哉)との特別コラボレーションを発表した。第1弾として、毎年恒例の「2026年版壁掛けカレンダー」をコラボ仕様で制作し、抽選で2000名にプレゼントするキャンペーンを11月1日(土)から実施する。
このコラボレーションは、「人生に寄り添うライフパートナー」を掲げるフォルクスワーゲンのブランドメッセージと、『宇宙兄弟』が描く「夢と挑戦」の世界観が高い親和性を持つことから実現したもの。今後は12月に予定される販売店フェアをはじめ、さらなる企画展開も検討されているという。
「人生のミッション」を共にするパートナーとして
フォルクスワーゲンは、自動車を単なる移動手段ではなく、人生の物語に寄り添う存在として位置づけている。安全性や品質へのこだわりに加え、日々の移動や趣味の時間に「楽しさ」や「未来への期待感」をもたらすことを重視してきた。今回のコラボも、ユーザーが自らの暮らしの中にあるさまざまな目的を“ミッション”と捉え、それを共に実現する相棒としてフォルクスワーゲンを感じてもらう狙いがある。
同社によれば、「子どもを送り届ける」「買い物に出かける」「新しい趣味に挑戦する」などの日常の行動も、立派な“ミッション”と考えられる。そうした毎日の積み重ねの中で、自分らしく挑戦し続けるユーザーの姿を応援したいという思いが、今回のコラボレーションの根底にある。
国民的漫画『宇宙兄弟』との共鳴
2007年に『モーニング』(講談社)で連載を開始した『宇宙兄弟』は、累計発行部数3,400万部を超える人気作だ。兄・南波六太と弟・南波日々人が、幼い日の「宇宙飛行士になる」という約束を胸に、それぞれの夢に挑む姿を描き、2011年には小学館漫画賞と講談社漫画賞をダブル受賞。2014年には手塚治虫文化賞読者賞にも輝き、アニメ化や実写映画化を通じて国内外で幅広い支持を得てきた。
2025年7月発売の第45巻では「次巻で完結」と発表され、18年にわたる物語がついに最終章へと突入する。
フォルクスワーゲンが掲げる「挑戦」「信頼」「つながり」といった価値観は、『宇宙兄弟』の世界観と共通する。夢に向かって努力を続ける登場人物たちの姿勢が、同社が重視する“自分らしい人生を楽しむ”理念と重なり、今回のタイアップの象徴的テーマとなっている。
カレンダープレゼント概要と今後の展開
第1弾となる「2026年特別コラボカレンダー」は、『宇宙兄弟』の印象的な名場面やキャラクターイラストを使用した特別デザイン。フォルクスワーゲンのクルマとともに“日常のミッション”を象徴する構成が予定されている。
応募期間は2025年11月1日(土)から12月7日(日)までで、専用応募ページ(https://www.volkswagen.co.jp/ja/magazine/2026_wall_calendar.html)から応募できる。抽選で2,000名にプレゼントされ、発送は12月中旬を予定している。
さらに、12月には全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで「宇宙兄弟」コラボフェアの開催も計画されている。カレンダー展示や特設ブース設置など、作品世界とブランドの価値観を体感できるイベントとなる見込みだ。