スポーツ性を重視したオールシーズンタイヤ「MICHELIN CROSSCLIMATE 3 SPORT」を装着したGolf8 GTIでワインディングロードへ! CROSSCLIMATE 3 SPORTは期待に応えてくれるでしょうか?

すでに報告しているとおり、愛車のGolf8 GTIに、スポーツ志向の オールシーズンタイヤであるMICHELIN CROSSCLIMATE 3 SPORTを装着しました。

一般道や高速での走りは期待以上に良好で快適でした。

では、カンジンのスポーティさはどうなのか? それを確かめるために、走り慣れたワインディングロードに出かけてみました。

さっそく、コーナーを前に軽くステアリングを切ると、わずかなステアリングの動きにも素早く反応。少しスピードを上げてコーナーに飛び込めば、タイヤが踏ん張り、Golf8 GTIをしっかりと受け止めてくれます。その際、タイヤがよれるような感触はなく、その剛性感の高さに好感を抱きました。

さらにペースを上げても、グリップが不足することはなく、Golf8 GTIのパワーであれば、十分スポーティな走りを楽しむことができました。正直なところ、期待以上のパフォーマンスでした!

ということで、「SPORT」という名前は“看板に偽りなし”。ただし、直前まで装着していたTOYO TIRESのプレミアムスポーツ タイヤ「PROXES Sport 2」と比較すると、さすがにそのスポーツ性に及ばないのも事実です。PROXES Sport 2は、より小さな舵角で必要なグリップを発揮し、反応も鋭いため、Golf8 GTIが誇る俊敏なハンドリングを存分に楽しむことができます。乗り心地もむしろPROXES Sport 2のほうが快適なほどです。

スポーツ性能を強化したCROSSCLIMATE 3 SPORTといっても、さすがにトップクラスのスポーツ性能を誇るPROXES Sport 2には敵はないのは当然のこと。一方、ふだんGolf8 GTIをドライブする場面では、CROSSCLIMATE 3 SPORTのグリップに物足りなさはありませんから、Golf8 GTIとCROSSCLIMATE 3 SPORTの組み合わせは十分に“あり”と断言できます。なによりこれで突然の雪に恐れなくて済むのがうれしいです。

(Text & Photos by Satoshi Ubukata)