そういえばまだだったことを思い出して、Golf8 GTIにREWITEC(レヴィテック)のエンジン専用コーティング剤「PowerShot」を入れました。

2019年に取材で出会って以来、EV以外の愛車には必ず入れているのが、REWITECのエンジン専用コーティング剤「PowerShot」。いわゆるエンジンオイル添加剤ではなく、エンジンオイルの性質を変えずに、シリコンコーティングにより金属表面を修復・保護することでエンジン内のフリクションを低減するもの。これにより、エンジンの寿命を延ばすとともに、燃費向上やパワーアップが図れるといいます。

REWITECについては上記のレポートをご一読いただくとして、その効果は歴代の愛車で確認済みでしたが、まだGolf8 GTIには入れてませんでした。

そこで、先日、maniacs STADIUMに伺った際に購入。Golf8 GTIの排気量は2Lなので、PowerShotの「M+」サイズを1本使用します。

使い方は簡単で、暖まった状態のエンジンに、オイルの給油口からPowerShotを注ぎ、その後、約15分走行するというもの。「高負荷・高回転で走行すると効果的です」とあるので、マニュアルモードを使って低めのギヤを選び、高速道路を15分走りました。

すると、その次に乗るときにはすでに変化が感じられました。軽くアクセルペダルを踏んで、街中や高速道路を巡航する場面で、アクセルペダルを踏む量が明らかに小さくなったのです。アクセルペダルに載せた右足にほんのわずか力を込めるだけで、クルマがすいすいと走り続ける印象です。この軽さが、エンジン内のコーティングによってフリクションを低減している証なのでしょう。

燃費については今後、継続してチェックしていくつもりですが、PowerShotによってエンジンが良好な状態を維持してくれることを期待しています。

(Text & Photos by Satoshi Ubukata)