2024年9月28日、フォルクスワーゲン ジャパン(以下、VWJ)は、フォルクスワーゲン オーナーを対象としたファンイベント「Volkswagen Fan Meeting」を、CITABRIA BAYPARK GRILL & BAR(東京都江東区)で開催した。

VWJでは、過去に何度かファンミーティングを実施してきたが、新型コロナの流行により、ここ数年は開催を見送ってきた。今回はミニイベントとして、フォルクスワーゲン ジャパンの公式Instagram(インスタグラム)に愛車の写真を投稿したフォルクスワーゲンオーナーの中から抽選で16組をイベントに招待した。

当日は悪天候の予報で開催できるか心配されたが、雲はあるものの雨は降らず、風もほとんどない穏やかな天気に恵まれた。

イベントは10時30分にスタートし、まずは、8月1日付でVWJのブランドディレクターに就任したイモー・ブッシュマン氏が挨拶し、次のように話した。

フォルクスワーゲンを愛してくださっている皆様にお目にかかれてとてもうれしく思います。皆様のSNSへの投稿にも感謝しています。以前はこうしたファンイベントを定期的に開催していましたが、新型コロナ流行などの影響でしばらく開催できずにいました。今回を機に、今後こうしたイベントをもっともっと開催していきたいと思っています。そこで、皆様の声を聞き、何かできることはないか、何か変えることはないか、ブランドを発展させるにはどうすればいいか、といったヒントが得られたらうれしい。

その後、さっそくプログラムがスタート。「My Volkswagen Story」では、参加者全員がSNSに投稿した愛車の写真とともに、その出逢いやお気に入りのポイントなどを披露した。

そのコメンテーターとして、ブッシュマン氏に加えて、私・生方が参加! 参加者の思い出が詰まった愛車とのストーリーは、どれも楽しく、温かいものだった。

ランチのあとには、「人」と「乗り物」の新しい関係性を模索するオンラインメディア「noru journal」による「スマホで撮れる愛車撮影ワークショップ」を開催。構図の決め方やフィルターの活用などにより、ワンランク上の写真撮影テクニックを学ぶ。その様子を見て、私もさっそくスマートフォン用の偏光フィルターを購入することに決めた。

ワークショップのあとには、Volkswagen Fan Meetingの初開催を記念して、フォルクスワーゲンファンの愛称を決めることに。事前に参加者から寄せられた案をもとに、最終的に3つに絞られた候補のなかから、参加者の多数決で「VWer(ヴィーワー)」が選ばれた。

最後は、メッセージを書き込んだ寄せ書きとともに参加者全員で記念撮影をしてイベントは解散に。

ブッシュマン氏は、次のように語り、イベントを締めくくった。

私にとって最初のFan Meetingでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。皆様も同じように楽しんでくださったのであれば、とても嬉しいです。ここで感じたとても暖かく嬉しい気持ちをオフィスに持ち帰り、フォルクスワーゲン ジャパンの社員にシェアしたいと思います。今後もこういったイベントを全国各地で実施していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。Volkswagen Fan Meetingに参加してくださった皆様、ありがとうございました。

VWJでは今後もこうしたFan Meetingを全国各地で開催していきたい考えで、オーナーのフォルクスワーゲン愛を深める取り組みに期待したい。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by VWJ)