2024年7月26日から28日の3日間、フォルクスワーゲン本社のあるドイツ・ウォルフスブルクにおいて「GTI Fanfest 2024」が開催される。

1982年からオーストリアのヴェルター湖畔で開催されてきた「GTIミーティング」が2023年に幕を閉じたことを受け、フォルクスワーゲンは2024年からこれに代わるイベントである「GTI Fanfest」をサッカースタジアム「Volkswagen Arena」とその周辺で開催することになった。その記念すべき第1回が、2024年7月26日に開幕する。

「Icons Coming Home」をテーマに、700台以上の「Golf GTI」と「Golf R」がイベント会場に集結する。また、ホスト役のフォルクスワーゲンは、歴代Golf GTIやLupo GTI、Polo GTIなどを展示。ID.版のGTIともいえるGTXや「ID.GTI Concept」なども間近で見られるはずだ。GTIのコンセプトカーなどが披露されるのもかつてのGTIミーティングの伝統を受け継いでいる。

さらに会場では、フォルクスワーゲン デザイン責任者を務めるアンドレアス・ミント氏や、レーシングドライバーのベニー・ロイヒター選手、レジェンドドライバーのハンス-ヨアヒム・シュトゥック氏、さらに、フォルクスワーゲン初のワークスドライバーであるヨヒ・クライント氏などのトークショーを開催。また、27日夜には隣接するアウトシュタットでライブも行われる。

2018年にウォルフスブクルが開催された「GTI Coming Home」の様子

会場内では、フードトラックによる“カリーブルスト”の販売や、最新のGTIコレクション、アクセサリーなどの販売も行われる。来場する子供のためのアクティビティも用意され、家族みんなで楽しめるイベントになりそうだ。

イベントの入場料は1日券が19.76ユーロで、3日通しのVIPチケットや7月26日夕方だけ約半額で楽しめるチケットなども用意される。

果たしてどんなイベントになるのか、8speed.netのスタッフも現地に足を運ぶ予定なので、レポートをお楽しみに!

(Text by Satoshi Ubukata)