フォルクスワーゲンは2024年1月31日、ツェル アム ゼー(オーストリア)で開催されたアイスレースにおいて、誕生50周年に合わせて発売される新型Golfが、氷雪上で行われた伝統的なモータースポーツイベントで一般公開されたことを発表した。

フォルクスワーゲン、オーストリアで開催されたアイスレースにおいて「Golf R」のカモフラージュ車両を公開

このイベントでは新しい「Golf R」の量産バージョンのカモフラージュ車両も登場。Golf Rは今年の半ばに初公開される予定だ。

舞台となったのはアイスレースの氷上のトラックだ。伝説的なレーシングドライバーのハンス=ヨアヒム・シュトゥック氏と、6度の世界ラリークロス選手権チャンピオン、ヨハン・クリストファーソン氏が、さまざまなフォルクスワーゲン モデルを限界走行させて、そのポテンシャルを示した。

フォルクスワーゲンRの責任者であるラインホルト・イヴェンツ氏は「Golf Rは、フォルクスワーゲンのプレミアム パフォーマンス ブランドであり、20年以上にわたってスポーティさとダイナミックなパフォーマンスを象徴する存在となってきました。ここで行われたアイスレースでは、過去と未来が出会います。カモフラージュが施された“Golf R”の量産バージョンを、この夏に皆様に初公開できるのを今から楽しみにしています」と述べている。

新型「Golf」の走りを披露

舞台となったのはアイスレースの氷上のトラックだ。

このイベントのアイスレースには、Golf Rに加えてGolf GTI、Golf eHybrid、Golf GTEが参加。ハンス=ヨアヒム・シュトゥック氏は「アイスレースは、まさに壮大なショーと言えるでしょう。一般のドライバーは、このような状況ではスノーチェーンを装着するのでしょうが、私たちレーシングドライバーにとっては、ここから本当の楽しみが始まります」と述べている。

シュトゥック氏は、ル・マン24時間レースで2度の優勝を果たしただけでなく、元フォーミュラおよびスポーツカーのドライバーであり、ドイツツーリングカー選手権(DTM)のチャンピオンでもある。「アイスレースでは、生粋のモータースポーツファンだけでなく、普段はモータースポーツとほとんど関わりのない多くの人々も訪れます。しかし、彼らも熱心なモータースポーツファンになって帰ってきます」と、シュトゥック氏は語る。

ヨハン・クリストファーソン氏、ハンス=ヨアヒム・シュトゥック氏、ラインホルト・イヴェンツ氏

ヨハン・クリストファーソン氏は「私は、氷上や雪上でパワフルな4輪駆動車を運転するのが大好きです。特にRモデルの場合はそうです」と語る。

スウェーデン人のクリストファーソン氏は、世界ラリークロス選手権タイトルに6回輝いており、その内の5回はフォルクスワーゲンとともに獲得している。

またクリストファーソン氏は「最新の“Golf”のステアリングを初めて握りましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。“Golf R”はまだ正式には発表されていませんが、カモフラージュが施されたこのRモデルは、真のスポーツカーであり、Rブランドのファンの方々は、大いに期待して良いと思います」と述べている。

(Text Toru Matsumura)