4月23日、富士スピードウェイ P7駐車場で開催された「2023 RAYS FAN MEETING」。会場内は、全国から集まったRAYSホイールを装着した約700台ものクルマで埋め尽くされました。

そのなかで、こだわりのRAYSホイールでカスタマイズされた、4名のフォルクスワーゲンおよびアウディオーナーにインタビューを敢行!なぜ、RAYSホイールを選んだのか。ホイールに求める基準や、装着後の変化などを取材しました。

【RAYS VMF C-01 マットガンブラック/リムエッジDC(MK)】 Audi RS5 Sportsback

川松さんとAudi RS5 Sportsback。ホイールはVMF C-01 マットガンブラック/リムエッジDC(MK)をチョイス。

●お名前:川松さん
●ご年齢:40代
●愛車:2020年式 Audi RS5 Sportsback
●RAYSホイールの銘柄:VMF C-01 マットガンブラック/リムエッジDC(MK)
●タイヤ銘柄およびサイズ:Continental Sports Contact6(純正サイズ)・275/30ZR20

Q:RAYSホイール歴は何年くらいですか?
A:通算で25年くらいです。直近10年間はRAYSホイールを3セット連続で購入しています。

Q:ホイール選びの基準を教えてください
A:基準が4つあります。「1.ホイールの色はガンメタにこだわる」「2.ディーラー入庫もOKなツライチインセット設定」「3.ビックキャリパー対応」「4.鍛造で比較的安価」です!……でも、やっぱり決め手はカッコ良さですね。奇跡的に欲しい銘柄とサイズの在庫があったので、これは運命だと思い、購入しました(笑)。

Q:ズバリ、RAYSホイールの魅力とは?
A:デザインの良さ、性能、そして価格のバランスが見事なレベルで取れているところでしょうか。例えば、BBSやTWSホイールも履いたことがあるんですが、性能がとても素晴らしいけれど、20インチサイズを4本購入するとなると100万円オーバーなんです。この価格ならモノが良くて当たり前ですよね。その点、RAYSのホイールは鍛造でありながら、先述の両ブランドと比して価格は抑えられているのに、まったく遜色ないクオリティである点に魅力を感じています。

Q:RAYSホイールを履いたことにより愛車に変化や効果はありますか?
A:ボディーが白で、その周りはカーボンやブラックスタイリングの黒という、モノトーンの配色なのに、純正ホイールは5本スポークの半分くらいがメッキになっているんです。このギラギラしている感じが好みではありませんでした。しかし、VMFの流麗なデザインとMKカラーよってクルマ全体の印象が引き締まり、奇跡の配色に仕上がったと自負しています(笑)。

また性能面では(私の素人目線ですが)明らかに発進が軽くなりましたね。さらに、コーナリング時のハンドリングに安定感が増し、450馬力というハイパワーでも恐怖感なくアクセルを踏んでいけるようになりました。あとは、減速時にアクセルを離してエンジンブレーキのみで走行すると、転がり抵抗が少なくなっていることを実感します。おそらく、ホイール自体の真円度が高いのではないかと感じています(その代わり、VMFの売りである静粛性やロードノイズ低減までは素人の私ではわかりませんでした)。

Q:メーカーへのリクエストはありますか?
A:アルミ地金や用役費の高騰など、メーカーとして大変辛い時期だと思いますが、これからも我々ユーザーの心をゾクゾクさせるようなホイールを作り続けてください!納期がもう少し短縮されるとうれしいですね。また、特注インセットがオーダーできるようなカスタマイズも検討いただけるとありがたいです。とてもカッコいいのにサイズが合わなくて断念することが多いので……。

Q:クルマ以外の趣味やご興味があるものはありますか?
A:腕時計やファッションも好きですね。身につけるファッションには必ず黒いものを選ぶのがこだわりです。昔からROLEXの腕時計が好きで、現在も愛用しています。

昔からクルマが好きという川松さん。当時、JZX90型のトヨタ マークII ツアラーV(MT)の新車を手に入れ、走りを楽しんでいたことからも、実用的がありつつも、ハイパフォーマンスさを兼ね備えたスポーツセダンが好みとのことです。さらに、クルマだけでなく、腕時計やファッションにも造詣が深い川松さん。さりげなくもセンスの良さが光るRS5 Sportsbackは会場でも注目でした。

【RAYS gramLights 57FXZ RBC/マシニング (SNJ)】 Volkswagen Arteon Shooting Brake R-Line Advance

べるちちさんとVolkswagen Arteon Shooting Brake R-Line Advance。ホイールはgramLights 57FXZ RBC/マシニング (SNJ)をチョイス。

●お名前:べるちちさん
●ご年齢:50代後半
●愛車:2021年式 Volkswagen Arteon Shooting Brake R-Line Advance
●RAYSホイールの銘柄:gramLights 57FXZ RBC/マシニング (SNJ) 20x8.5J+38
●タイヤ銘柄およびサイズ:PIRELLI P ZERO (PZ4)・245/35ZR20 (95Y)

Q:RAYSホイール歴は何年くらいですか?
A:7年

Q:ホイール選びの基準を教えてください
A:デザイン、日本製、信頼性、正確性、ロゴのデザイン、そして一番は洗いやすさです

Q:ズバリ、RAYSホイールの魅力とは?
A:日本製であること

Q:RAYSホイールを履いたことにより愛車に変化や効果はありますか?
A:ステーションワゴンなのにレーシーになったと褒められました

Q:メーカーへのリクエストはありますか?
A:購入検討時のツラ合わせの参考として、各部位の寸法を開示してほしいです

Q:クルマ以外の趣味やご興味があるものはありますか?
A:DJなど趣味は多彩ですが、今はカー用品を自作することです。サンシェード、サングラスホルダー、ステッカーの製作もすべて自分で行いました。サンシェードは使えるようになるまで5回作り直しましたね。ホイールに貼り付けたステッカーもUS仕様の画像から型取りして、カッティングして、施工して……。何回も何回も失敗してようやく完成しました。小さくて粘着面の少ない"RAYS"のロゴが剥がれないよう、透明のフィルムで保護してあります。

「ないものは作る!」というスタンスは、実はArteon Shooting Brakeを手に入れてからはじめたというべるちちさん。なんとカッティングマシンもご自身で所有しているので、切り抜きのステッカー製作はお手の物。何度も作り直したというサンシェードをはじめ、ここで得られたノウハウはSNSやオーナーズクラブの仲間たちに惜しげもなく披露するあたり、べるちちさんの人柄を垣間見たように思います。

【RAYS VOLKRACING G025 シャイニングブラックメタル/リムエッジDC(HK)】Volkswagen Tiguan R

いまださんとVolkswagen Tiguan R。ホイールはVOLKRACING G025 シャイニングブラックメタル/リムエッジDC(HK)をチョイス。

●お名前:いまださん
●ご年齢:40代
●愛車:2022年式 Volkswagen Tiguan R
●RAYSホイールの銘柄:VOLKRACING G025 シャイニングブラックメタル/リムエッジDC(HK) 20inch 9.5J INSET38 FACE-2
●タイヤ銘柄およびサイズ:MICHELIN PILOT SPORT 5

Q:RAYSホイール歴は何年くらいですか?
A:10年くらい

Q:ホイール選びの基準を教えてください
A:クルマいじりをするショップにRAYSのカタログがあり、何気なく見ていたらビビッときたから

Q:ズバリ、RAYSホイールの魅力とは?
A:種類が豊富で、クルマのジャンルを変えてもお気に入りのモデルがあること

Q:RAYSホイールを履いたことにより愛車に変化や効果はありますか?
A:人と同じクルマに乗りたくないので、最初にドレスアップするのはホイールです。見た目が大きく変わりますし。

Q:メーカーへのリクエストはありますか?
A:私の愛車、RAYSさんのカタログに載せてください(笑)

Q:クルマ以外の趣味やご興味があるものはありますか?
A:職場の人に誘われたことがきっかけとなり、バイク(オフロード車)を手に入れました。先日、初めてコースデビューしたのですが、転びまくりでしたね。いま、大型2種免許にチャレンジしているところです。あとは旅行ですね。Golf7 Rのときは7年間所有して15万キロ走りました。それこそ46都道府県、北海道から鹿児島まで行きました。旅行に行く前にエンジンオイルを交換して、帰ってきてからまた交換したこともありました(笑)。

MAXTON designのエアロパーツを本国から直輸入して装着したり、フロントグリルをピアノブラックに交換したり、さらにはリヤのテールレンズもフィルムでダークチェリー仕様に変更したり……と、さりげなくもセンスが光るいまださんのTiguan R。会場でも目を引く存在のようで、取材中、ギャラリーが足を止めてスマートフォンで撮影する光景を何度も見掛けました(いまださんも嬉しそうでした)。

【gramlights 57XR ダークブロンズ(Z2)】Volkswagen Golf GTI Clubsport Track Edition

tokkuさんとVolkswagen Golf GTI Clubsport Track Edition。ホイールはgramlights 57XR ダークブロンズ(Z2)をチョイス。

●お名前:tokkuさん
●ご年齢:非公開
●愛車:2016年式 Volkswagen Golf GTI Clubsport Track Edition
●RAYSホイールの銘柄:gramlights 57XR ダークブロンズ(Z2)
●タイヤ銘柄およびサイズ:HANKOOK/ヴェンタス R-S4・235/40R18

Q:RAYSホイール歴は何年くらいですか?
A:1年未満(人生初です)

Q:ホイール選びの基準を教えてください
A:キャリパーに干渉しない、剛性がある、コストパフォーマンスが高いことが基準です。昨年、友人の車両でレイズミーティングに参加した際、現物を見て良いホイールだなと思ったのが最終的な決め手です。

Q:ズバリ、RAYSホイールの魅力とは?
A:製造技術の高さによる高剛性、高品質なこと、スポーティなデザインが豊富なことです。特にレース車両で使われたデザインがあるのも魅力です。

Q:RAYSホイールを履いたことにより愛車に変化や効果はありますか?
A:形状に因るものかは分かりませんが、サーキット走行でもホイールの歪みが少ないようで、タイヤの状態がよくわかる気がします。また、見た目ではクルマに詳しくない人からも「カッコいい」という反応が増えました。

Q:メーカーへのリクエストはありますか?
A:ヨーロッパ系スポーツワゴンに似合うデザインのホイールがあったら教えてください!(セカンドカーとして所有するパサートヴァリアントR-lineに合うホイールを探しています)

Q:クルマ以外の趣味やご興味があるものはありますか?
A:最近は小学校5年生の息子とゲーム(フォートナイト)することです。かつてはテニスやバトミントン、スキーをやっていた時期もありましたが、最終的に残ったのはクルマでしたね。大学時代、実はスキーで全国大会に出場したことがあるんです。久しぶりにやってみようかな、なんて思いはじめています。

小学校5年生の息子さんは電車に夢中で「クルマには興味がないんです……」と語るtokkuさん。いずれはこのGTI Clubsport Track Editionを息子さんに託したいそうですが、それまでにクルマ好きになっているか気掛かりなようです。昨年はギャラリーとして、そして今年はRAYSホイールユーザーとしてRAYS FAN MEETINGに参加したtokkuさん、来年は息子さんとご一緒にぜひ!

まとめ:こだわりの愛車にRAYSホイールを装着したことで得た手応えと喜び

今回「2023 RAYS FAN MEETING」会場内で4人のVW/Audiオーナーを取材させていただき、チョイスするホイールに対するこだわりやセンスが見事に反映されているように感じました。それほどホイール選びはカスタマイズをするうえで非常に重要かつ妥協できないパーツといえます。

「輸入車には海外メーカーのものを選びがち」な固定観念があるいっぽうで、あえて日本製のRAYSホイールを装着するあたり、各オーナーさんの審美眼の確かさと自信が垣間見えます。

自ら選択肢を狭めることなく「イイモノはイイ」の価値観や基準を軸にカスタマイズの方向性を模索すると、想像を超えるインパクトやカッコ良さ、そしてオリジナリティーが手に入るかもしれません。

(Text & Photos by Toru Matsumura)