納車から約5カ月が経ち、気がつけばオドメーターの数字が10,000kmを超えていました。そこで、これまでの燃費を振り返ることに。
5カ月で10,000kmということは、毎月2,000km走行している計算です。どこに行くにも使いやすく、長距離も快適で疲れ知らず。しかも、燃費がいいので、ついついGolf8で出かけてしまうんですよね(笑) この調子だと1年で24,000km走ることになりますので、平均的な使い方の人の倍くらい走っていることになるでしょうか?
実際の燃費ですが、給油のたびにドライビングデータを記録していて(We Connectのアプリでもデータを確認できます)、10,000kmの走行で17回給油。平均速度と平均燃費から分布図を作成してみると……
都心の渋滞を走る機会が少なくなったので、平均速度が40km/hを下回ることが減り、そのせいもあって、平均燃費は17〜19km/Lの場合が大半を占めています。最も悪い数値で16.1km/l、最も良い数値が19.6km/lです。
これまで所有したクルマでは間違いなく最高の燃費。燃費が良いので、走行距離のわりにガソリンスタンドに行く機会が少ないのもうれしい点です。
低燃費は、気筒休止機構を備えた1.5 TSIエンジンや48Vマイルドハイブリッドシステム、7速DSGといったパワートレインの高効率化が効いていますが、さらに、コースティング時にスーッと走り続ける走行抵抗の低さや、空力の良さなど、さまざまな工夫の積み重ねが、この低燃費を生み出しているのでしょう。
主力モデルのGolfにかけるつくり手の情熱が、燃費データからも伝わってくるようです。
(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Wataru Tamura)