夏の到来を前に、コックピットの暑さ対策をしました!

選んだのはいつ以来だろう?……というくらい、久しぶりにスライディングルーフを装着しました。オープンカーには及ばないものの、開放感が楽めるステキなアイテムのスライディングルーフですが、夏になると暑いのが悩みのタネです。

見た目には黒いこのスモークガラスにはUVカット機能はあるのですが、日差しが強い日の車内では、日が当たっている部分がかなり暑くなります。メッシュタイプのスライド式サンシェードを閉めても、頭上にはもわっとした暖まった空気が漂っている感じ。

そんな暑さを解消したいのと、せっかくのガラスルーフなので、スライディングルーフを閉めているときでもサンシェードは開けておきたいということで、暑さの原因である赤外線をカットするカーフィルムをスライディングルーフ内側に貼ることにしました。

といっても、自分で貼るのは難しいので、専門のショップを訪ねました。

今回作業を依頼したのは、東京都小平市にある「カービューティプロ 向井」。実は以前にも何度かボディコーティングを依頼していて、店主の向井さんがGolf5 R32とGolf6 Variantのオーナーということもあって、Golf8の作業をお任せするにはぴったりと思ったのです。もちろん、カーフィルムの作業も得意としているので、4月下旬、向井さんのお店にクルマを持ち込みました。

カーフィルムというと、プライバシー確保のためのスモークフィルムを思い浮かべる人が多いでしょうが、暑さの原因になる赤外線をカットするフィルムも人気です。可視光の透過率が高いフィルムなら、フロントウインドーや運転席/助手席のガラスにも貼ることができます。

向井さんからは、フロントに施工可能な透明のフィルムと、さらに断熱性能の高い少し青いフォルムがあると聞きました。貼る場所がスライディングルーフなので、価格も少し高めですが断熱性が高い「3M クリスタリン」を選びました。

フィルムの有無で暑さの違いがわかります。

さっそく作業をお願いしましたが、Golf8のスライディングルーフは、ガラスのエリアが広いわりに、室内の開口部が狭いので、プロの向井さんでも作業は難航(!?)。Golf8の作業依頼は今回が初めてということもあって、施工に3時間ほどかかりましたが、近くでゆっくりとランチを楽しんでいるあいだに作業が完成しました。

後日、日差しの強い日に運転してみましたが、コックピットに差し込む日差しは格段に暑さが減り、サンシェードなしでも平気でいられるようになりました。これなら、これから本格化する夏を快適に乗り切れそうです!

(Text by Satoshi Ubukata)