フォルクスワーゲンは、現代版“ワーゲンバス”である「ID.Buzz」を2022年3月9日に初披露する。
2017年1月のデトロイトショーにコンセプトカーとして登場した「ID.Buzzコンセプト」が、5年の歳月を経て量産にこぎ着ける。
現在、最終プロトタイプがヨーロッパ各地をテスト走行しており、2022年前半には生産がスタート。そして2022年秋にはヨーロッパでの販売が始まる予定だ。
ID.Buzzは、フォルクスワーゲン グループが開発した電気自動車専用プラットフォーム「MEB」を用いたBEV(電気自動車)。乗用車版の「ID.Buzz」と商用車版の「ID.Buzz Cargo」の2タイプが用意されるが、いずれも82kWh(正味77kWh)の駆動用バッテリーと150kW / 310Nmの電気モーターを搭載する。駆動方式はRR(後輪駆動)となる。
ボディサイズは全長4,712×全幅1,985×全高1,937(Cargoは1,938)mmで、広大な室内スペースを確保している。
詳細は3月9日のワールドプレミアまでお待ちを!
(Text by Satoshi Ubukata)