無念なことに、2年連続WRCラリージャパンがキャンセルとなり、来年開催予定のWRCに向けてのプレイベントとして行われたセントラルラリー2021になったわけですが、現体制の圭ラリープロジェクトとしては、泣いても笑ってもラストのラリーともなる記念すべきイベントとなりました。

今回は、久しぶりに有観客開催となったため、たくさんの応援を直にいただくこともできました。岡崎市乙川河川敷のSSSを始め、岐阜県恵那市明智町では大太鼓の演奏や鎧兜の明智光秀(?!)が! 上矢作町では婦人会の盆踊りが! NHK朝ドラ「半分、青い」の舞台にもなった岩村町では、日本家屋の立ち並ぶ路地に、何重にも重なるようにしてたくさんの方が列を成して待っていてくださったり、また沿道でも大勢の方が手を振ったり声を掛けてくださって、イベントを待ち望んでくださっている気持ちが伝わってきました。

さまざまなカタチで、町おこしイベントにもなるということで、ラリーという競技は、たくさんの可能性を秘めていると改めて感じることとなりました。

11月12日(金)雨のち晴れ レッキ

朝には雨上がるっていってませんでしたっけ? さらに途中、結構降ってきちゃってもうこれはすっかり路面濡れちゃったじゃん。山の中の道なんて乾かないじゃ~ん! ということで、今回も悩ましいラリーになりそうな予感……。

そして、今回のレッキは本当に大変でした! 朝の5時半から出かけて、夜6時まで。約12時間半にも及んだレッキ。しかも、途中休憩している時間はほぼナシで、トイレ休憩3回の合計15分のみ。そのトイレ休憩で、今回コースカーを務めてくださっている篠塚建次郎さんと、清里ROCKの舩木良さんにお会いしたので記念撮影したりもしましたが、あとは走りっぱなしでした。距離にしたら約450kmあったんだそうですよ~。しびれる~。

そんなわけで、最後のレッキ会場となった岡崎の河川敷のSSSはもう真っ暗。まったく前が見えず大変でした~。

11月13日(土)晴れ DAY1

セントラルラリーは、全日本ラリー選手権のようなピリピリ感はなく、のんびりほのぼのムードで皆さん笑顔なので、楽しいラリーなんですよね。実は、2019年に開催された第1回セントラルラリーも、手応えも成績もよく楽しいラリーだったので、今回もワクワクしておりました。HQは豊田スタジアムですが、恵那~新城~岡崎と広大な範囲で開催されるラリーのため、リエゾン区間も長いのですが、折しも紅葉真っ只中。昨日は2日分を1日で回ったので超大忙しでしたが、今日は少しは目の保養もできたりするのが、いいところです。

反面、SSは結構ハードでした。紅葉時期ということで、落ち葉が多く滑りやすいのもそうなのですが、もともとかなりアグレッシブなコースレイアウト。さらに、一昨日からの雨のせいで、コースはグシャグシャになっているところもあったりして、結構ヒヤヒヤものでした。

今回は、最後は笑顔で締めくくりたいという気持ちがいちばん大きく、2日間絶対最後まで走り切るんだ!という気持ちをいつも以上に持っていたので、DAY1は少々抑え気味に。

でもSSSの2本目は抑えすぎちゃったかな~。ターマックからグラベルへそしてまたターマックへというコースなのですが、このグラベル部分でウチのクルマはいろんなお節介デバイスが働いちゃったりもするものですから、そのギリギリで~なんて思っていたら、抑えすぎました。クルマのコントロールも自分のコントロールも、本当に奥が深く難しいものですよねぇ……。

そして、ラストの新城のSSがキャンセルになってしまったのが、とにかく悔しかったですね。その前の時間進行が押してしまったので、日没になってしまい、安全を考慮してということで、キャンセルとなったのですが、2017年の新城のときから、この鬼久保SSのキャッツアイさえなかったら……と何度思ったことか……のコースだったんです。

今回はこのキャッツアイをすべて撤去してステージをつくってくれたということで、レッキのときからワクワクだったんです~。あぁあぁぁぁ!走りたかったよぉ~! でもそのひとつ前のSSもすでに真っ暗だったので、仕方なかったのかもしれません。

11月14日(日)晴れ DAY2

本日は恵那地区。豊田スタジアムから恵那までのリエゾンは片道が1時間40分。これを2往復するので、これだけでも結構大変です。

そしてこの辺りの道は、全体的に速度が高めで、県道を横切ったり、民家の目前を駆け抜けたりと、エキサイティングなんですよね。

そんなコースレイアウトがモモポロちゃんと私にはあうようで、午前中はトラブルがあったことを差っ引くとなかなかの好タイム! 午後はそのトラブルの分も挽回! と意気込んだのですが、やはり気温と路面温度が下がると、まだまだタイヤを短時間で温めるのが下手な私は、タイムアップしたものの目標には届きませんでした。まだまだまだまだだなぁ~。

でも今回、自分の走りのスタイルが見えてきました。ハイスピードでチャッチャッと向きを変えて走る、スキーでいうところのウェーデルンスタイルのような走りが、得意ということがわかってきました。まぁ、LSDがついていないので、上りの長いコーナーなどはかなり厳しい、というのもあるのですが、マシンの特性を生かして走るにはもう少し修行が必要なようです。とはいえ、全体的に攻められるようになってきたので、もう少し続けたい!というのが本音ではあるのですが……。全日本ラリー選手権にプライベーターとして参戦し続けるのは、なかなか難しいですよね。

とにもかくにも、無事フィニッシュ! 笑顔で締めくくることができて本当によかった。

2016年後半からラリーを始め、無謀にも2017年から全日本ラリー選手権に参戦。ここまで続けてこられたのは、応援してくださった皆さまのおかげです。たくさんの温かい仲間に恵まれて、本当に私は幸せ者です。ありがとうの言葉だけではとてもじゃないけれど言い表せないほど、感謝してもしきれませんが、応援してくださった皆さま、本当に本当に本当に! ありがとうございました。

さて、お次は何を仕掛けようかな(笑)

「いくつになってもチャレンジはできる! 眠れなくなるほどの大きな夢を、竹岡圭と一緒に追いかけて、叶えてください~!」

I can be anything!

(圭rally project 竹岡 圭)