2021年7月7日、フォルクスワーゲンは新型「ゴルフRヴァリアント」をオンラインで公開した。

フォルクスワーゲンは2020年11月に5代目となる「ゴルフR」を発表しているが、そのステーションワゴン版の新型「ゴルフRヴァリアント」が登場した。

Der neue Golf R Variant¹: mehr Leistung, mehr Dynamik, mehr Emotionen, mehr Raum

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ゴルフRヴァリアントとしては2代目となる最新型は、最高出力235kW(320ps)、最大トルク420Nmの2.0 TSIエンジンを搭載する。7速DSGと4WDの4MOTIONが組み合わされ、0-100km/h加速は4.9秒を誇る。

標準では250km/hでスピードリミッターが作動するが、オプションの「Rパフォーマンスパッケージ」をオーダーすれば、270km/hまで引き上げることが可能となる。

ハッチバックのゴルフR同様、4MOTIONには「Rパフォーマンス トルクベクタリング」が採用される。エンジンのトルクをフロントとリヤアクスルに配分するだけでなく、リヤアクスルの左右のトルク配分を自在にコントロールし、コーナリング性能を高めるのだ。その実現のために、リヤアクスルには2個の湿式多板クラッチが搭載され、リヤの外輪により多くのトルクを配分することで、コーナリングしやすい状況を生み出している。

Rパフォーマンスパッケージを選択すると、標準で用意される4つドライビングプロファイル(「COMFORT」「SPORT」「RACE」「Indivisual」)に加えて、ニュルブルクリンク北コースに最適化した「Special」と、ドリフトが可能な「Drift」が利用可能だ。

新型ゴルフRヴァリアントのエクステリアは、標準モデルに比べてよりアグレッシブな印象に仕上げられている。専用のフロントバンパーには大型のエアインテークとフロントスプリッターを装着。ラジエターグリルにはRのバッジとブルーのラインが配される。マットクロームのミラーカバーもゴルフRヴァリアントを識別するポイントだ。

一方、ゴルフRヴァリアントのリヤは、ハイグロスブラックのリヤディフューザーや左右4本出しのエキゾーストパイプなどにより精悍さが際立つ。Rのロゴは、テールゲート中央のVWエンブレムの真下に移された。

標準のゴルフ ヴァリアント対して車高は20mm低められる。専用チューンされたスプリングやスタビライザー、18インチの2ポッドブレーキシステム(前)などを搭載。ESCはトラクションコントロールがオフになるESCスポーツに加えて、完全に切ることができるESCオフが選べる。

インテリアは、ヘッドレスト一体型のプレミアムスポーツシートに加えて、ブルーのステッチとRボタンが装着されるRパフォーマンスステアリングホイールがスポーティさを印象づける。Rボタンを操作すれば、ダイレクトにRACEモードを選択することが可能となる。さらに、SPORTとRACEモードでは、専用デザインのメーター表示が利用可能だ。

ラゲッジスペースは通常時が611L、後席を全部倒すと1,642Lと、旧型よるも広い空間が確保される。

ヨーロッパでは7月8日から先行予約が始まり、価格は51,585ユーロ(約670万円)から。

(Text by Satoshi Ubukata)