2021年2月26日、フォルクスワーゲンは「ゴルフGTI」のデビュー45周年を記念して、「ゴルフGTIクラブスポーツ45」を発表し、3月1日より予約受注を開始した。

ゴルフGTIが登場したのは1976年夏のこと。“アウトバーンの民主化”を勝ち取った初代ゴルフGTIは、当初500台の生産が予定されていたが、あまりの人気の高さに最終的には46万2000台を生産したという。その後もモデルチェンジのたびにGTIはラインアップに加えられ、今日までの累計生産台数は230万台を達成している。

今回のスペシャルモデルは、221kW(300ps)の2.0 TSIエンジンを積むゴルフ8GTIクラブスポーツをベースに、特別な装備を施したもの。ブラックのルーフに加えて、ブラックのルーフスポイラー、レッドのラインがスポーティな19インチホイール、スポーツエキゾーストシステム、リミッターカットなどが施される。

ドイツでの価格は47,790(約615万円)ユーロからで、日本にもぜひ導入してほしいモデルである。

(Text by Satoshi Ubukata)