フォルクスワーゲンの電気自動車シリーズ「ID.ファミリー」の第2弾として、2020年9月中にワールドプレミアが予定されているコンパクトSUVタイプの「ID.4」。そのエクステリア、そして、インテリアが少しずつ明らかになってきた。
流麗で力強さが感じられるフォルムは、Cd値:0.28と空力に優れ、航続距離の向上や高い静粛性に寄与している。大容量の駆動用バッテリーを搭載することで、航続距離は500km(WLTPモード)に達成するという。
一方、インテリアは、大きなドア開口部によりアクセスは容易。床下にバッテリーを収めるため、キャビンは他のコンパクトSUVと変わらぬ広いスペースを誇る。
メーターパネルとセンタークラスターは完全に分離されており、液晶パネルが浮かぶようなイメージ。シンプルでクリーンなデザインが印象的だ。
フォルクスワーゲンの動画によれば、2020年9月24日がワールドプレミアとなるようで、2020年末にはヨーロッパでこの新しいEVが走り出すということだ。
SUVブームだけに、ハッチバックの「ID.3」より、このID.4のほうが人気になりそうだ。
(Text by Satoshi Ubukata)