2020年1月14日、フォルクスワーゲンはグループの2019年の世界新車販売台数が過去最高の1097万4600台を記録したと発表した。
2019年の世界新車販売台数は、対前年比で1.3%の増加。地域別では、西ヨーロッパが対前年比4.6%増の374万7000台、中央および東ヨーロッパが同1.1%増の80万5800台、南米が同3.2%増の60万8600台となる一方、北米は同0.5%減の95万1500台、アジア太平洋が同0.4%減の453万100台。ただし、販売台数が減った地域でもマーケットシェアは拡大しているという。
ブランド別では、セアトが対前年比10.9%増の57万4100台、ポルシェが同9.6%増の28万800台と販売台数を伸ばした。フォルクスワーゲン乗用車は0.5%増の627万8300台、アウディは1.8%増の184万5600台。また、グループ全体の電気自動車の販売は80%増の14万台以上となった。
日本においては、フォルクスワーゲンが9.9%減の4万6791台、アウディが8.5%減の2万4222台、ポルシェが0.4%増の7192台を、それぞれ販売している。
(Text by Satoshi Ubukata)