愛車のゴルフGTIクラブスポーツに、REWITEC(レヴィテック)のエンジン専用コーティング剤「PowerShot」を入れてみました。

REWITECのPowerShotは、エンジンオイルの性質を変えずに、シリコンコーティングにより金属表面を修復・保護することでエンジン内のフリクションを低減するもの。これにより、エンジンの寿命を延ばすとともに、燃費向上やパワーアップが図れるといいます。

詳しくは上記の記事をご覧いただくとして、個人的に興味を持ったので、走行距離が4万kmを超えた愛車に入れてみることにしました。

ゴルフGTIクラブスポーツのエンジンは排気量2Lの2.0 TSIで、PowerShotのMサイズを1本使用します。使い方は簡単で、暖まった状態のエンジンに、オイルの給油口からPowerShotを注ぎ、その後、約15分走行するというもの。「高負荷・高回転で走行すると効果的です」とあるので、Sモードで高速道路を15分走りました。

注入後、1500km程度の走行でコーティングが最大の効果を発揮するようになるということですが、早くも翌日から注入した効果が感じられました。

ゴルフGTIクラブスポーツの2.0 TSIエンジンは、もともと265psとパワフルなうえに、愛車にはRacingline Performance Partsの「R600コールドエア・インテーク」「ターボインレットホース」「ハイフローターボインレット90」「ターボマフラーデリート」が装着されているので、エンジンのレスポンスは良好。なので、正直なところ私の感覚だけではパワーアップしたかどうかわかりませんでした(笑)

しかし、エンジンの変化には気づきました。軽くアクセルペダルを踏んで、街中や高速道路を巡航する場面で、明らかにアクセルペダルを踏む量が少なくなったのです。ほんのわずかアクセルペダルを踏んでいるだけで、すぅ〜っとクルマが走り続ける感じなのです。これには正直、驚きました。

そうなるのと、気になるのが燃費の変化。ゴルフGTIクラブスポーツはエンジンがパワフルなうえに、ギヤ比が低いので、あまり燃費が良くないのが玉にキズ。6速、100km/hのエンジン回転数は2350rpmと、いまどきのクルマとしては珍しいくらいエンジンの回転が高いのです。なので、これまでは高速走行でも平均燃費は13〜14km/Lといったところでした。

ところが、PowerShotを入れたあとは、15km/L台の数字が出るようになりました。試しにエコドライブを心がけたら、18.4km/Lで自己ベストを更新!

ゴルフGTIクラブスポーツの燃費は諦めていただけに、ちょっとうれしいREWITECの効果。もちろん、エンジンの保護性能も期待しています。

(Text by Satoshi Ubukata)