■Golf Cabrio Classic Line ■Otto Mobile (France) ■1/12

「そう来ますかー!」というのが第一印象。

このOtto Mobileはフランスのモデルカーブランドですが、わりと熱心に水冷VWも製品化していて、Golf Cabrio Classic Lineもひと回り小さな(といっても大きいけど)1/18スケールで既に製品化されていました。

ただそのボディカラーが紺色とワインレッドであったため、グリーンメタに乗っている私としては「待ち」の姿勢だったのです。

一度は塗り替えようかと思った時期もありましたが、じっと待つこと数年。ついに「ミドリ来たー!」と思ったら……さらに大きな1/12で登場だったのです。デカい。31cmあります。

ドイツから届いた時の梱包もデカかった。

大きく重いレジン製、可動部分などない完全ディスプレイモデル。車輌価格もそれなりにハりますが、これはスルーできません。

ご覧のとおり質感、存在感は申し分なく、オープンカーということもあり細部まで手抜きなく再現されています。メーターまわりはステッカー処理なので、もう少しディテール欲しいなぁ。デジタル時計が14:34を指してますね。

あ、フロアマットがありませんね。ディーラーオプションだから?

鍛造アルミホイールの鈍い輝き具合も本物のよう。

マニュアル仕様のClassic Lineもあったんですね。

とても良い出来ではありますが、この大きさとなると欲が出ます。そう、開閉可能な幌の再現。このモデルの幌部分は、トノカバーで覆われた状態なので中は空っぽと思われます。

省略してる、ともいえる。電動化までは難しいかもしれませんが、開閉機構の再現に挑戦してみたいと思います。

シフトレバーもAT仕様にして……実はステアリングもちょっとタイプが違うんだなぁ。この辺りは3Dプリントですね。

以前3Dプリンタで作った愛車のHONDAST1100も同じスケールなので、myガレージ再現です。

迫力の1/12カブリオ。オーナーの方、一台いかがでしょう。

◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。